和菓子と餅のことなら鳥取市のホテイ堂へ。謹製御菓子・季節の菓子・御引菓子を紹介します。

島根県立美術館へ行く⑤

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最近弊店の客層が変わってきた。

昨日、彼岸の中日に、まず高校生と中学生が来店。

「甘い物たべたいから。」

とのことで、おはぎを食べたとのこと。

さらに小学生が来店し、「甘い物ください。」と、「ちょっとながいき最中」を一個買ったそうです。

しかも抹茶あんのものです。若いのに通なのかな。

さて、松江に早く着かねばなりません。

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このブログでは東松江も飛ばし、黄色の電車を降りると松江です。

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ここの改札も鳥取駅と同じく女性駅員でした。

そりゃあ、男の人よりやわらかいです。

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駅前ですが、駅を出るとすぐにバス停があります。

時刻表をみると南循環線にはまだ20分ほどあるんです。

で、観光案内所へ行って、地図と偶然に美術館の割引券をゲットしました。

二人分で200円得になりました。

で、バス停にまた戻るがまだ時間がある。

すぐ前の駅ビル内土産店へはいってみた。

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あの有名なコーヒー店です。

たくさん客がはいっていました。

山陰で初のスタバだそうで、全国でこの店がないのは鳥取だけだそうです。

どうでもいいようなことですよ。

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そしてまたバス停。

ガラスに映った我々の自画像です。

と?バスが来た。

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駅から6分、一人200円です。

30分おきに出てる。

宍道湖が見えてくるとすぐに美術館です。

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エアコンが効いてるバスを降りると、これは暑いですよ。

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この美術館には私は始めてで、女将は二度目だとのことです。

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割引券があるので一人900円。

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だが、もちろん内部の絵は写真撮影禁止です。

なおさら写真が少ないわけです。

この佐伯祐三という作家は、私が昔大坂に住んでいるときに何度か聞いた名前なんです。

その当時、S先生というやはり絵描きさんと知り合いました。

そのころは行動美術に属しておられました。

私は絵を描くわけではありませんが、えらく影響を受けました。

阪急沿線の服部緑地というところにアトリエがあり、先生は曽根へ住んでいました。

よく行きました。

息子のようにしていただきましたが、そのときに時々話しに出てきたのがこの佐伯祐三の名前でした。

実際にパリの街角の絵なんかは少し似た作品があります。

でも先生のほうが暖かいかなと思うんです。

弊店の包装紙はこのS先生にお願いして描いていただきました。

で、その佐伯祐三の作品ですが、う~んんん。

ええで!と思うんです。

なんか存在感がいいんです。

色もいい。

ヴラマンクもよかった。

こんなのほしいで!

そして会場を出た。

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宍道湖ですよ。

高校の頃ここで中国大会がありました。

そう、ボート部だったんです。

途中から風と波が強く、レースをするにはコンディションが悪くなり何度か中止、また始める、といったありようですが、まあ、無理にやっちゃいましたね、本部は。

で、我々西高はインターハイの出場権を得たのです。

いやぁこれは嬉しかったすよ。

でもなぁ、このときのクルー5人の内の一人、一年先輩のMさんはもういません。

一昨年亡くなりました。

ボートというのは漕ぎ手にとって進行方向に背を向けているんですが、艇の先頭からバウ、2番、3番、ストローク、コックスとなりますが、その3番を漕いでたんです。

これは2番を漕ぐ私の目の前に大きな背中があるわけで、その背中を前にずっと漕ぐわけです。

地元銀行の偉い人になってました。

いつも笑ってた。

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バスは30分おきなんです。

それがどう乗っていいのかよく分からない。

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地図をみると第二目的地の「カラコロ工房」はそんない遠くない。

「あるって行けばええだが。」と意見一致。

「だけど汗になるけぇゆっくり行こうで。」と画像の宍道湖大橋を渡ることになるんです。

つづく。

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