和菓子と餅のことなら鳥取市のホテイ堂へ。謹製御菓子・季節の菓子・御引菓子を紹介します。

ふじ丸クルーズ2

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朝目覚めると窓の外は雨。いやぁ、雨かいな、天気予報はようあたる。と思いながら鳥取港へ行く準備を始めました。ふだんと違う朝の様子にもなかも落ち着けない。なにかそわそわした様子。

車で四代目が岸壁まで送ってくれました。と、でかい、でかい。二万三千トン。ファインダーにおさまりません。

乗り込んで、ホールで一連の説明を聞き終わり、さあ、船内の探検です。乗船客用のフロアーは1~8階。映画あり、大浴場あり、カジノ、その他様々。

女将と私は8階の船尾に到着。そこはお茶を飲めるのです。そこで離岸の様子を見ることになりました。タグボートが引いたり、押したりして船体の向きをかえて外洋へ出ました。

タグボートは仕事を終えて引き返すのですが、かっこいいですねぇ。小さいながらも力持ち。この舟がなくては大きな客船も岸壁につけることができません。縁の下の力持ちです。

いよいよふじ丸は自力で鳥取沖へ航跡を白く泡立てます。

砂丘も雨でけぶってもう一つはっきり見えません。

晴れればいいのになぁ、という言葉が何回出たか、あきらめていました。

船内も歩き回って見てしまえばめずらしさも無くなり、映画でも行くかとシアターへ。「菓子屋の女房」あ、違った。「時代屋の女房」やってました。久しぶりの夏目雅子さんです。綺麗ですねぇ。体当たりの演技。渡瀬恒彦、平田満その他のみなさん、映画作るのが楽しそうと観ていて思いました。

終わってシアターの外へ出ると、何か明るい。

窓から外を見ると、もっと明るい。光が溢れています。早く外に出よう、出ようとデッキへ。すごい天気です。暖かな明るい光。秋の青空。さらに青い海。白い雲。恵まれました。

この四時間のクルーズの間で一番気持ちのいい時間でした。

空と海しかありませんが、光あふれて、もう、それだけで十分といった感覚でしょうか。

大山も上は雲で見えませんが、広い裾野を確認が出来ました。富士山を連想させる広さでした。

そして、昼。昼食です。

どれくらい長い間食べたことがなかったでしょう?記憶に無いほどです。

フルコースです。

さすがに海外にも航海する船であれば、給仕する人も外国の人でした。

後、手品ショー見たりして境港へ到着。

到着して陸地、岸壁を見ると鬼太郎やら、傘踊り。観光客をもてなすためです。でも鳥取の我々は急に現実にひき戻らされた感じでした。

その後、バスに乗って鳥取駅へ。少し待ち、百円バスに乗って寿町下車。結構暗くなった道をとぼとぼ歩いて、途中町内回覧の書類をYさんちより受け取り帰ってまいりました。

明るい弊店の中には四代目と店舗補佐のたおちゃん、ちいばあちゃん三人が店番をしていました。

ありがとうございましたです。

我々二人、楽しかったが、くたびれました。

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