» 2013 » 6月のブログ記事

それは27日木曜日の夜だったと思う。

どんな状況だったのかよく覚えていないが、急に女将は言ったのです。

「私は病気だ。」

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こんなことを言うことはめったにないし、いわれることもめったにない。

しかし、交通事故でもそうだが、こういうことは突然に襲ってくるものである。

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「ご飯を食べるとよくなるんだけど、食べる前には胃が気持ち悪いだが。」

典型的な潰瘍の症状ではないか。

「医者に行かないけまいやぁ。」

こんなの聞かされたほうはたまったもんじゃぁない。

潰瘍どころかさらにもっと悪いことも想像してしまう。

だって、もう我々はそんなのがあっても不思議じゃない歳ですよ。

実際知り合いも数人帰らぬ人となっている。

それでも女のすごさは平常通り家事を片付けているんです。

その夜我が家は文字通り普段より早めに暗く静かであった。

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28日金曜日の朝女将は近くにある野の花診療所に電話をかけた。

もと病院に勤めていた女将であればこのあたりは手順も分かっているようであり、土曜日が胃カメラの日とのことで、時間は診療所から知らせるとのことでありました。

結果、土曜日朝9:00に診療所にいくことになりました。

さて金曜日の一日は不安という雲が工場の天井を覆って気がはれない。

その夜もなんとも、確かに普段のことと同じく、そう、客観的には同じ進行なんです。

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だが、違うのは話してもその内容が違う。

ずっと頭にあるのは夫婦とも一事。

手を胸の上部、喉のつけねあたりにもっていって、

「このへんまでなんかがつまっているようで気持ち悪いだが。」

また不安が不安を呼んでくる。

おそくまで、女将は、テレビを見ていた。

その姿に声もかけられない。

そして29日運命の土曜日当日になるんです。

つづく。

和菓子屋のブログなのに、どうも、あまり和菓子が登場してない。

で、今日は載せる。

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菓銘を「木陰」といいます。

毎年この時期に作るんです。

夏近しという気持ちで造ります。

錦玉に、あ、錦玉というのは寒天に砂糖を混ぜた物です。

その錦玉に柚子ペーストを混ぜてさわやかな香りをつけ、小豆の蜜付けをそえたものです。

冷やして食べると、これはおいしいです。

お茶もつめたいのがいいですねぇ。

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その流す型を洗うときに、こりゃぁ綺麗とシャッター押しました。

これは余分か。

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これは麩まんじゅう。

麩というのはグルテン、たんぱく質です。

蓬を混ぜてつぶし餡をつつんだものです。

食感は餅に似てるかな。

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それから「鮎」です。

求肥をへかという生地で巻いた物。

この時期定番のものです。

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今年販売になったもので、そう、竹林公園でも販売したものです。

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ピールです。

これは評判がよく、もう売り切れ同然です。

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マーマレードです。

ピールもうまいが、このマーマレードもうまい。

太陽堂の食パンに塗って食べたら「うまっ!」と言ってしまいます。

ビン無しのバラ売りもしています。

そして、この夏みかんは寿公園に実ったものですから寿町二区の住人には10%割り引いて販売しています。

しとしと雨が降ってます。

おおち谷の宮池には水が溜まったでしょうか。

今日鹿野のOさんに来てもらいました。

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と、言うのも来月孫が帰ってくるのです。

それで、以前 クラフト in 八頭 のとき注文してた彫る文字をちゃんと伝えるために、なんです。

そう、キーホルダーです。

別段鍵を繋ぐこともないですがね。

だって、まだ幼稚園の年頃ですもん。

で、今日の表題です。

川柳も忘れたように一句も作ってないんですが、今日急に沸いてきたんです。

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舞台は竹野駅。

そう、ジオライナーに乗ったときのことです。

句を紹介する前に一度その時のブログを読んでいただきたい。

竹野駅のときのブログにリンクさせます。

アンダーラインの読んでという部分をクリックして下さい。

‥‥‥‥‥‥

‥‥‥

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読んでいただけましたでしょうか?

では、一句。

人生を 取り残された 竹野駅

どうでございましょう。

稚拙な句です。

そう、笑ってください。

これ書いてたら電話がかかってきた。

前記のOさんだった。

「四文字までは1,000円だけど、それを超えると一文字200円だで、わかっとるかいな?」

わし、了承してなかった。

「知ってなかったらいけんだけぇと思って電話しただが。」

ああ、親切な電話だ。

孫の土産は少々高くなった。

いやあ、日曜日は鹿野の山紫苑の温泉へ行った。

沢山の〇〇様の札がかかってたりと、、、、、、、。

月曜は鳥取県物産協会の総会がありました。

まあ、日常に一つ荷物をひょいと乗せて、そうなると、ちょっと忙しかった。

まず和菓子教室です。

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にぎやかですよ。

年齢も様々です。

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鳥取は狭いところなので、〇〇さんの娘さんとか、息子とか、まあ、私の孫の世代も来ています。

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先日15日と22日の両日で24人の参加者です。

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始めての参加者もあります。

なんかの縁があるんでしょうねぇ。

和菓子が取り持つ縁でしょうか。

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15日と同じ題材です。

みたらしだんごと、玄米だんご。さらに砂丘餅です。

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分かりやすい題材ですよ。

抵抗がない。

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子供は元気ですよ。

ゲンキ、元の気と書くわけで、元により近いのは子供だわなぁ。

わしなんかかなりへだたってる。

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このお母さんなんてうちの長男と同級生だで。

なんともなぁ、わし、歳とったで。

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さて、13:00から16:00までだから、授業としては子供は飽きるわなぁ。

店に出て計算機で遊びだした。

気分転換だ。

これも元気のうちだわなぁ。

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さてさて、出来てきました。じょじょに。

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3組に分かれて作ってるんです。

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この組は優秀なんで早く出来て、だんごを焼いて食べようと、ガスであぶっているところ。

こりゃあ楽しみですぜ。

少し焦がして、みたらしのタレをつけてたべるなんざぁ、たまりませんぜ。

他の組はま~だ作ってるもんね。

香りもええわなぁ。

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そのだんごを焼く楽しさがあふれてる。

目下この組だけ。ウフフフフ。

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気持ちは一つ。

非常にまとまりのある組です。

焼くことです。

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ほ~ら、うまいで~~。。。。。

たまらんわ。

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その後、ほかの組も食べずにおられんで。

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普段つくったことのない和菓子は、これはおいしいもんです。

ま、乙女としては、ちょっとはずかしいかな。

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次は砂丘餅だで。

姉弟とすぐわかるこの遺伝子。

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きなこも入れました。

常連さんと新人さん。

目標は砂丘餅の作成。

で、食べること。

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四代目はなんだよ、生徒を抱き上げてる。

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ま、出来たわい。

嬉しいもんだ。

子供組も、そろそろ、

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できました。

賑やかでした。

6月1日と2日に渡って開かれたクラフト in 八頭の会計報告をともなった挨拶文がきました。

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(文章をクリックして下さい。大きくなります。)

今回4回目なんですが、これまで少しづつ貯めたその資金を今回チラシに使ったようです。

人は来ましたよ。

と、いうより、関係者のこの努力はたいしたもんです。

金銭的に残高は数千円。

まあ、変な人気取りのあほなんか呼ばずに、関心を持ってる人々がするがいいと思います。

人が集まるとめんどくさい。

さぁ、来年も出店します、わたくしは。

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