» 2015 » 7月のブログ記事

一番大きな目的地である礼文島の元地を見て、再び揺れない稚内のホテルです。

窓から港を見るとまだ日ノ出前。

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空の色で水平線の向こうには太陽が隠れているのがわかります。

年寄は勝手に目が覚めてしまいます。3:17AMです。

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これが朝日。

カメラで撮ると朝日も夕日も変わらない。

光に忠実な機械です。04:10。

この日は7月10日(金)でこの旅行の6日目です。

朝7:00に稚内始発のスーパー宗谷2号で札幌乗り換えで函館まで行きます。

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ここのホテルには簡単にコーヒーとか紅茶を入れることができる、なんといえばいいのか、メーカーがありました。

色々とホテルも客引きで大変です。

起きたのが5時だったかな。

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ここのホテルにもなかなかいい版画(?)がかかっていました。

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昨日買っておいたセイコマートの朝食でした。

おいしゅうございました。

この画像は窓から見える駅に近いところなんですが、鳥取に帰ってすぐにここのお店から注文があったんです。

稚内ですよ。売れてほしいです。ほんと。

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ところで昨日から女将の靴の底の先っちょがはがれたんです。

礼文島の5時間半の歩きには靴も耐えられなかったらしい。

で、靴屋知らんし、函館で新しいのを買うか、と話してたんですが、まてよ、コンビニで接着剤を買って貼り付けてみよう。そうなった。

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エレベーター降りたところに掛かってる版画。

なかなかいいですよ。

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駅と同じ建物にあるセイコマートで接着剤と列車内で食べる昼食もそろえて、靴を直したのがこの稚内駅でした。

直りました。

そうそう、地元の牛乳も買ったし、地元ブランドのちくわパンチーズ入りも買いました。

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スーパー宗谷2号です。

おそらくここ稚内にはもう来ることはないでしょう。

始発だから自由席も確実に座れます。

来れてよかったです。

次の大きな目標地は青森県の大湊です。

これは49年振りですねぇ。

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これが鳥取で手に入れてずっとここまで大事に持ってきた切符です。

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で、地元牛乳を飲んでみた。

少し濃いめかな。

昔小樽駅で牛乳の自販機があり、瓶の牛乳を飲んだ時にはとても濃くておいしかったんです。

だから是非北海道の牛乳は飲んでみたかったんです。

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鹿にぶつからぬよう警笛鳴らす列車に揺られながら、さすがに女将も疲れていますよ。

けっこうやかましい顔して寝てる。

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札幌へ12:06着で、12:13発スーパー北斗10号で函館へ向かいます。

こんどは小樽は通らず、苫小牧の方を通るのかな。

函館着が15:46で、8時間46分の列車旅です。

距離は700キロを超えていたと思います。

北海道はデッカイドウですよ。

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北海道の地名は面白いです。またオトイネップだで。

サッポロは乗り継ぎにあまり時間がなく1番線に着いて、4番線始発のスーパー北斗10号自由席だったんですが、写真がない。

混んでいたんです。

始発にもかかわらず、4番線のその列車はもう乗客でいっぱいでした。

デッキに乗るにもそこから混んでる。

列車のなかに入っていくと団体が座ってた。

中国語が飛び交って、皆、年寄から子供までスマホ持って、窓外の写真撮ったり、ゲームしたりと、パワーあります。

いやぁ、途中から女将には席をゆずってくれる人がいたんで助かりました。

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函館着です。

これ今見ると白鳥の絵がある。白鳥〇〇号なんてのもあるが、これは北斗10号でまちがいないし。

どうなっているのか。

午後4時前に函館到着です。

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すごく、駅前でした。

すぐわかる。そんなホテル。

まずはチェックインです。

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えらく広い部屋です。

畳の部屋まで付いてる。

が、

風呂の扉を開いて驚いた。

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このカーテンが臭いんです。

だもんで部屋にある消臭剤をシュパ、シュパ、シュパ、シュパと吹き付けて、さらに換気扇をつけて、まぁ、なかなか臭いってのは取れないですねぇ。

とにかく時間がもったいない。

略図をみれば函館山もそう遠くではないし、女将のはなしでは、4代目が函館山がいいといってたので、五稜郭ではなくそのロープウェーの登り口まで歩き出したんです。

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陽光きびしい街へでました。

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太宰なんて名字がある。

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アメリカのような消火栓。

なんか異国情緒もある。

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どう?昭和の初めの東京みたい。

路面電車も通っています。

路面電車が走ってるところってのは、なんかいい街のような、そんな感じがします。

で、足が、腰がだるい。

さらに函館は坂の町だという記憶が、よみがえって来たんです。どうなのか?

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と、なんだ?竜馬がいる。

坂本龍馬が函館にいるんです。

右手を挙げてニューヨークの自由の女神をまねているのか?

なんかきっちりとは説明文を読んでいないが竜馬が函館にも来たらしい。

その記念だそうな。

まぁ、でも、函館に銅像まで作らないかんのかなぁ。

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路面電車が走って、レトロな建物があって、そこの土地そのもので資源は十分だと思うんだけどなぁ。

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どう?こんなのが次々とある。

鳥取の五臓圓薬局がいくつもあるのとおなじですよ。

小樽よりたくさんあるのではないかという印象です。

明治以降の歴史がものを言ってるんです。

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猫もそう思ってる。

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おらおら坂だで。

ここをあがらにゃいけんだで。

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ついに見えたぞ函館山が。

はーるばる来たぜ はーこだて〜

この場所で女将はいう。そしてワシとの問答。

「4代目は公園は行ってないだが。」

「公園ってなんだいや。」

「函館山の上が公園になっとるだが。4代目が知り合いから聞いてとってもええっていうことだで。」

「え?4代目は函館山には行ってないだかいや?」

「いろんな人からええって聞いとるみたいだで。」

私は4代目が行って、その感想を女将が聞いているのかと思ったんです。私が聞いたのは、こうです。

「4代目が函館山はええって言っとたで。だけぇ行ってみようなぁ。」だったんです。4代目は行ってなかった。

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往復1,200円だったかな?大きなゴンドラでした。

これで見る限り坂はありそうにないがなぁ。

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便利な山なんだと思う。

テレビの中継基地もある。観光地でもあるから土産物屋、レストランと、全国からやってくる。鳥取からもやってくる。

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世界からもやってくる。

ここも中国語が飛び交っていました。

日本の女子高校生から記念写真を撮ってと頼まれる。が、これがまたスマホ。

わからんがなぁ。

ここを押せばいいからと、その通りにすると他の画面が急に出るし、さらに2シャッター押しちゃうし、なんともです。

が、若さは元気で何度も5人(?)でたんびに足をあげてポーズをとるんです。

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長居はせずに降りました。

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係りの人に駅までのバスはないのかと聞くと、6:30PMに路線バスがあるとのことで、待っていると6:15PMにシャトルバスがやって来た。

駅にも行くとのことで、これ、ずっと駅に着くまでわれわれ二人だけの貸し切りでした。

しかも主な観光地を回ってくれたんです。

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ありがたかったですよ。

少しの時間しかここの予定にはありません。

だから、下調べもしてないんで、予想してない観光バスになりました。

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あるで、まだある。

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次々とある。

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電柱までもが観光資源だ。

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新函館ラーメンとある。と、いうことは新しくないのがたくさんあるということかな。

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ベイエリアの観光地も駅のすぐ近くでありました。

で、終点函館駅でした。

そこから、我々は路地風のよくある食べ物屋がならぶ横丁を探したのです。夕飯を食べるんです。地元のものを。

と、「大門横丁」とアーケードの上に矢印とともに書いてある。そこに行きました。

居酒屋とかがたくさん集まってる場所でした。

そこにあったラーメン屋さんに入ったのです。

で、「はこだてラーメン」を知るのです。

塩ラーメンです。この店が元祖はこだてラーメンなんです。

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で、休みなしにずっと営業してるとのことで、明日志村の動物なんとかのテレビにでるとのことでした。

見ると約束したので、4代目に録画をたのみましたが、結果はyou tube で見ました。

この店「たつみ」の本店のことでした。

そんな話の前にまずビールを注文したのです。

この日も歩いたし、うまいこと、うまいこと、ほんとにうまかった。

ずっと乗り物で脳みそが揺れたままなので、少ない量のビールなのに、ようまわると感じながら、ふわふわしてるままで飲んだんです。

で、メニューにかいてある「ここだけラーメン」くださいといったのが「はこだてラーメン」でした。文字が似てる。

女将はその「ここだけ‥‥」じゃなく「はこだてラーメン」で、私はみそで頼みましたが、これもうまかった。

あっさりとした味で、また食べたいです。

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大きな器で、澄んだ塩ラーメンのスープでした。

穏やかな味でした。

750円だったかな。

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これがみそラーメンで800円だったと思う。

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この日も早く寝ました。

次は青函トンネルを通って、下北半島の、これも半島最後の駅である大湊に行きます。

そう、ここに高校のクラブで一緒だったボート部のクルー3人が集まるのです。

 

 

 

礼文島へ渡る前でもそうでしたが、ずっと乗り物に乗り続けているわけで、揺れない椅子に腰かけていると、頭の中が揺れてる。

揺れるのがあたりまえの状態が続いたためでしょう。

歩くという作業も頭は揺れてるかもなぁ。

さて、5時間半ほど歩き、最後はバスで香深港へ着いたのです。

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フェリーターミナルへ入ってみると、ちょうど船が着き、下船の時で、各宿の関係者がその客を待っている時でした。

民宿はまなすの主人の顔もみえます。

ちょうどよいとばかりに声をかけると、なんと荷物を車に積んで来てるとのことでした。

で、その荷物を受け取りました。

さて、あとなにをしようか?

と、喫茶店?食べもの屋?なんかある?

もう歩きたくないというのが一番です。

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結局ターミナルの乗船口がある二階の待合室へいきました。

乗船券は稚内で入手済だし、エアコン効いているし、椅子があるし、文庫本持ってるし、飲料水の自販機もある。

午後二時過ぎだから予定の稚内行17:50発までにはかなり時間がある。

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(船が泊まってるあいだにペンキを塗ってた。)

で、座ったら二人とも動かない。

途中利尻島まわりの稚内行が出発で目の前に長い列ができても、座ってた。

その列に同じ宿だった人が並んでいたが、なぜ乗らん?てな顔してたが、我々は黙って座ってた。

二人で少し話したのが、利尻周りで稚内行きと直の稚内行では値段が違うかどうか?

女将は利尻周りは高いというし、私は同じだと思うで、と意見が違う。

鳥取で調べたら2,990円と2,370円で女将が正しかった。

この利尻島周り稚内行がでてしまい、一度誰もいなくなった待合室に係りの人が一人で掃除をし、その後ちらほらと、また乗船客が集まりだした。

最終便でした。

そんなに混んでいなかったです。

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来た時と同じような景色だろうとあまり期待してなかったが、これがまた、ごっつい日の入りを見てしまった。

空、海、そして太陽。

これがなかなか写真ではその有様をどう撮ればいいのか?

写真は真を写さないんです。

で、何枚もいろいろ設定変えてシャッター押しました。

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画像をクリックしてくださいね、大きくなるから。

実体験は風が体にあたり、波が目の前にあり、大きな朱赤な太陽が少しづつ高度を落として、水平線へ姿を消していくのです。

なんかドラマですよ。

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感激ですよ。

沈んだあとで思ったんです。

富士山を予定してなくてポンとその姿を見た時とても得した気持ちになりますが、これもそんなところがありますねぇ。

あぁ、最初の予定してたフェリーにしてよかったですよ。

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19:45稚内着です。

でこの日のホテルはやはり駅近くではありますが、一昨日とはちがうところ。

価格は数百円しか違わない。

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ターミナルからホテルへ行く途中にコンビニが、セイコマートがあって、「ここで(夕飯)買っていこうか?」と私は言ったんです。

「いけん!ホテルに一度行ってから!だって荷物がとても重たいだけ!」

「ええがなぁ、ワシが買ったのは持ったるで。」

「重たいけぇいけんって言ってるが!」

どうやら、どこかお店で食べたかったようです。

だが適当な店がない。

二度行った駅前の店はちょっと飽きたし。

あまり歩きたくないし、結局先のセイコマートでした。

風呂が先だったか?サッポロビールのクラシック飲みながら食べて、おいしゅうございました。

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次の日は朝7:00稚内発のスーパー宗谷2号だもんで起きるのが少し早い。

疲れているし、血圧測って早々に寝ました。

7月9日(木)礼文島で朝を迎えました。

旅行5日目です。

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宿の二階から眺める利尻富士です。時間は3:52。

雲一つなきとんでもない、超いい天気になりそうです。

そのぶん朝は寒い。

この日は十分に時間の余裕を取ってあるんです。

なんせ41年前に泊まった元地というところへ行ってみなけりゃならんわけですよ。

一番の目標です。

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宿の主人に聞けば我々が昔泊まった「海明荘」は「元地荘」と名を変えて、しかしさらに経営者が変わり、さらにその経営者もやめてるとのことで、元地荘の建物のみが今でもあるとのことです。

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あの時稚内のホテルでは、もともと利尻島へ行くつもりだったんです。

で、稚内で目が覚めた時礼文島へ行くフェリーがあったのでまず礼文島へ行って、それから利尻島へ行くこととしたんです。

だが、行ってみると礼文島はとてもよかった。

で、ずっとここに泊まりこんだんです。

当時宿も決めずに礼文島へ到着。波止場の客引き(アルバイト)と気が合い、決めたのが海明荘でした。

料理は二人分でテーブルいっぱいに並びました。

雲丹、アワビ、その他いろいろ海尽くしでした。

二人ともそのころあまり海のものは好まなかった。

で、鍋がしてあったんですが、それへアワビの刺身を入れたりとか、なんとも‥‥です。

一人の宿泊代金は一泊朝夕つきで3,500円だったかな。

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このときはじめてサッポロビールの黒ラベルを飲んだんです。

最初変わった味で、次にはキリンを飲んだ。

だが、次はやはり黒ラベルを注文して、あとはずっと黒ラベルです。

今は手に入ればサッポロビールのクラシックですが。

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(この画像トリミングして仕上げました。クリックしてください。)

さてさて、17:50の香深港フェリーまではフリーなんです。

で、荷物は宿に預けるこことし、とにかく元地へ歩こうとの計画です。

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これが宿です。

ここの主人はとてもよく働きます。

食事も、客の迎えも、何にでも走り回っているんです。

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昔からの道路のような気がするんです。

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顔を洗っても晴れ模様です。

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珍しいくらいに上天気とのことです。

で、朝食のあとで主人に道順を聞くつもりが、客を送りに行くというので、奥さんから聞くことになりました。

話は出来ていて、奥さんの下準備は出来ていた。

略図を出してきて、「ここがこうで、こう行って、まぁ簡単な遊歩道ですよ。」この言葉の簡単という一語が記憶に残ったんです。

「帰りは元地トンネルを超えればすぐに香深港だしねぇ。そこに温泉もあるから入ってもいいし。荷物は電話してもらったら港まで持っていきますよ。」

いよいよ簡単なハイキングですよ。

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(これもいい利尻富士です。クリックしてください。)

で、それでも今日はそれなりには歩かなならんからと、昨晩注文してた二人分のおにぎりをもらい。

これが4個あるんですがものすごくでかい。

肉体労働する大の大人が喜びそうなおおきなやつ。

全体に海苔が着せてありました。

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宿まえより歩き出したんです。8:14。

鳥取とは光が違います。空の色の抜け方が深いです。

だから海の色も鮮やかなんです。

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この砂利の場所はどうやら昆布を干すところらしい。

礼文島で採った昆布は礼文昆布とは言わない、と、思う。

聞いたことがない。

まぁ、利尻島の人が採った利尻昆布と味はまったく変わらんと思うから問題はない。

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ここから山へ入っていくんです。

そしてお茶がペットに半分ほどしかないのを後で気づくんです。

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名前は忘れたがこれがよく目立つ。

茎が食べれるそうで、実際に、たぶん朝のときに漬けたものを食べたかもしれない。

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この辺りは歩きやすいんです。

ただ影がない。

背の高い木はないんです。

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あってもこんなの。

風が強いのだ。

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これは元地灯台だで。

41年前はここまで行って写真撮ってるんですが、今回は行かなかった。

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エネルギー不足だわなぁ。

なるべく短いコースがいい。

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眺めはいいし、渡る風もとても涼しい。

が、陽は極めてきつい。

その昔は二人とも燃えていたろうし(?)暑かったはずだが、実際は今回のほうが暑さがこたえる。

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遊歩道も今回は歩きにくい。

狭いし、滑るところもある。

観光客が来すぎじゃないかと二人で話したりしてました。

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あとで話したんですが、昔はこのコースの逆から歩いたんではないかと。

目に入る景色がけっこう見たような記憶があるんです。

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どうです?画像をクリックしてください。

なんもないから。

有るのは柵だけ。

空の青と山の緑。

強めの涼しい風と刺すような陽光。

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以前はそうでもなかったが、柵もずっと続いてた。

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雲が一つもない。

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この画像もクリックしてください。

上三分の一、左端の漁港がわかるだろうか?

それを少し超えたところまで歩くことになるんですが、まだきちんとは気がついていない。

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昔と同じ所だと思う。

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「そうだ、電話しとかないけん。」と、鳥取に電話。9:30頃。

届くんですよ。こんな端っこの礼文島の山から簡単に鳥取に届くんです。

昔は固定電話で横のハンドルをウイン、ウインと回してから、もしもーし!と、そんなんでした。

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礼文島らしい眺めがずっと続きます。

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この山々は変わらないです。

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どうです?

ここを私たちより年齢が上の元気な人たちがトレッキングシューズ履いて、たとえばチェックの長そでシャツ、白髪につばの広い帽子、サングラスと、かっこよく、たくさん歩ってるんです。

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で、我々も昔風に記念写真です。

以前の写真はもっと二人の距離が近かったと思うんです。

どうも男と女、賞味期限が過ぎてしまうといけません。

この日、陽に焼けましたです。

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ずっと歩き続けます。

10時前ですが私はそろそろもっと楽な道はなかったのかと、そんなこと思ってた。

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昔は姿に余裕があるんじゃないかと写真から感じられるんです。

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2時間くらい歩ってる。

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と、今度は長男の嫁さんから電話がかかって来た。

今孫二人と日本に帰って来てるんで、鳥取にいつ行こうかとの相談だった、かな。

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桃岩展望台で、あれは礼文島レンジャーかな?

シャッター押しますよとの言葉で、そうしたが、ワシやはり腹が出てる。

これでは歩くのはそりゃ大変だで。

ここで腰をおろして小休止しました。

ブログがまた長くなるからとばしていく。

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昔は無かったと思うトンネル。

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岩崩があるらしい。

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桃岩だ。大きいで。

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海岸線の道路を歩く。

足はもう歩きたくないといっているが、そうもいかず、歩く。

まだ目標へは着いていない。

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道路のすぐ下は海。

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かもめがたくさんいる漁港があった。

後ろの網のような塀は風雪を防ぐものだろう。

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で、この漁港も元地だったんです。

到着だったんです。

自販機があってお茶買って冷たいのを飲んだら、いやぁ、うまかった。

自販機は知床出てからはここに一台あっただけだで。

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これが、その元地荘。

3階建てだで。

本来ここがやってたら泊まってるで。

残念です。

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ここの海岸はめのうが拾えるというので、今は「めのう海岸」との名前がついていました。

少し拾いました。ほとんどめのうは見つからなかったですが、きれいな小石はありました。

後ろの漁港は覚えがない。

こんなの無かったと思う。

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この海岸で岩へ腰かけて、持って来た重たいおにぎりを食べました。

中にしっかりと漬物が入っていた。二人で3個しか食べれなかったです。

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ちゃんと経営しててほしかったですよ。

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なんか寂しいものです。

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さて、帰らなならん。

バスは、バス停はどこだ?

広場があって、そこの小屋から声がかかった。

木彫を、ペンダントやらふくろうやら作って売ってる。

話し相手がいなかったのか、我々はつかまってしまったんです。

バスも来ないし、その木彫師から聞けばバスはどこでも手を上げれば停まってくれるとのこと。

だったら

停留所もなにもあったものじゃない、手をあげればいいんだ、とばかりに、また歩き出した。

もう一本冷たいお茶を自販機で買った。

静かなそこの店で「タクシー呼べれるんじゃないか?」女将の弁。

だが、歩った。

ここからはしばらく写真撮ってない。

歩くのいやになり、エネルギー無くなって、また坂道を上がるんで、シャッター押す力なんてまったくなかったんです。

と、バスがシャトルバスと表示をした空に近いバスが元地方面へ走っていった。

て、ことは、元地から香深港へ戻るはず。

桃岩トンネルを抜けたところに停留所があった。(どこでも手を上げれば停まると聞いたばかりなのに。)

結果はそこで待っていると待望のバスがやって来て、乗り込むとエアコンで涼しいこと、涼しいこと。

で、あとは坂道が下りだけで、香深港に着いちゃった。

14:00前。

5時間半歩ってたんです。

つづく。

この旅行4日目、八日の朝、稚内です。

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ホテルからの眺めは雲が多い。予報では晴れのはずなんですがねぇ。

昨晩買ったおにぎりを朝食にして、血圧も測り、薬も飲んで、8時の稚内周遊の準備をしたんです。

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41年前宗谷本線車中でである夫婦と知り合ったんです。

我々と同じくらいの年齢かな。

で、その夫婦は南稚内で、我々に稚内の駅で待っていてくれとの言葉を残し降りたんです。

駅前で待っていると少し経ってからダイハツのフェローマックスが我々の前にやって来たんです。

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(宿の温泉のパスワード)

で、その後ろに我々は乗り込んだ。

これは狭い。特に私には超狭い。

この時もう夕方が近かったろうか、それにもかかわらず、なんと稚内周辺を案内してくれたんです。

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宗谷岬、氷雪の門とかは、この時に記憶に強く印刷されたものです。

このことがなかったら、今回の周遊はしてない。

IMG_3338このお二人にはいまだに年賀状を送っているし、もちろんお二人から住所が変わっても当方へも毎年送られてきます。

ただしお互い顔を見ても絶対にわからんと思う。

今回の旅行をきっかけに感謝のしるしとして弊店の商品を急がずに文章書いて送ろうと二人で話しています。

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これ現在の稚内駅です。

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駅前なんだけど昔とは全然違う。

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どう?違うで。

あ、後ろの山は同じだ!

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この山の上が稚内公園なんで、周遊の一つになっています。

ここに氷雪の門があるんです。

で、この写真の山が削られて何か工事をしてるんですが、最初土砂崩れ化と思ったものの、違うし、二人の合意した意見では、ロープウェーかケーブルカーができるんだと結論がでました。

また確かめに来るかな?

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これ面白い。昔はここまで線路があった。

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そのまま駅舎の中へ、そして現在の線路へつながります。

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宗谷バス。稚内周遊一人3、300円で、日本旅行の企画です。

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まず北防波堤ドームです。

風雪が、そして波がすごくて、それらを防ぐために造られたもののようです。

昔はその裏にソ連の弾痕があったと聞きましたが、どうなのか。

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海上保安庁の巡視船が泊まっていたので、一枚パチリです。

艦名が「れぶん」と書かれています。

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周遊の乗車客は9人だったかな。ものすご少ない。大型バスがもったいない。

この画像(上)が樺太で通信業務をしてた女性の方々、ソ連兵が迫って来たので薬を飲んで自殺した、このことで碑ができたんです。

このエピソードが氷雪の門かとずっと思ってたんです。で、その像。

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ところがこれは樺太の人々の思いを像にしたものだと今回知りました。

で、41年前にこの像はなんでか強烈な印象を我々夫婦に残しました。

稚内の話が出るとかならずこの像の話になるのです。

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観たのが夜だったからでしょうか。

とても大きな像で迫るような迫力だったと記憶していたんです。

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だが今回はそうでもなかった。

これは二度目ということもあるんでしょうが、我々夫婦が41年前とは違ってるんでしょう。

変わったのは我々だったのでしょう。

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横からも撮った。

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この像は42年間ずっと立っているわけです。

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これが由来。

悲劇は多く、戦争だで、なんでも。庶民が一番犠牲になります。

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これは昔に覚えがないが、この稚内公園にはあの南極物語のタローか、ジローかその像もある。

出来のいいブロンズです。

樺太犬を稚内で訓練したようです。

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犬は健気で可愛そうでなんともいえません。

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亡くなった犬たちの慰霊塔もありました。

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陳列してあった土産品。

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女将はソフトクリームが好きです。

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サハリンが樺太が見えます。

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次はノシャップ岬です。

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ここは昔行ってない。

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かもめと、

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タラバガニと、

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松山千春のポスターがあった。

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日御碕灯台につぐ二番目に高い灯台がここにある。

風雪時でもわかりやすいように紅白で塗られている。

日差しもきつくなってきた。

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このあたり、玄関が二重になっている。

さらに縁石にひっかき傷がある。雪掻き車のせいだと思う。

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稚内の町に再び入り宗谷岬へと走るんですが、ロシア語の看板がある。

さすが最北端だで。鳥取には個人の店ではまだ韓国語もない。ホテルにはある。

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これ稚内空港です。

昔帰りに、ここから丘珠空港まで飛んだんだったかな。

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出来たばかりの航空会社で、小さな飛行機でした。

13人乗りだったかな。

それでも客室乗務員がいた。

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宗谷岬を先っちょ目指してバスは走ります。

この地形が何万年か昔、氷河時代からの地形だそうだ。

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牧草です。

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牛もいた。この牛はなんとかブランドの肉牛だそうで、食べられるために生かされてる。

メスは生かされるが、オスは適当な時に肉になる。我々夫婦は丑年だが、なんとも真理がある事柄かもしれない。

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なんてなことを考えているうちに正真正銘の最北端に近づいてきた。

この画像はソ連によって撃墜された韓国航空機乗客の慰霊碑だそうだ。

この岬のレーダーが有様を捉えていたらしい。

ロシアっちゅうのはいけんで。この前はマレーシア航空機をウクライナの親露派が撃墜したしなぁ。

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で、ここから日本の最北端が見える。

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41年前はここには来たかったものの、あきらめていたんです。

だが連れて来てもらったわけですが、今回バスで回っても結構な道のりなんです。

その夫婦に送るのはやはり「因幡のくりまんじゅう」がいいかな。

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その最北端の搭をバックに観光客の記念撮影です。

搭は41年前と同じものなのなどうかと思う。

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いまやここは大観光地です。

昔はさみしい場所でした。

一軒あった土産物店によるとおじさんがハヤシライス食べてて、そこで木彫を買ったんです。

さらにオホーツクと日本海に同時に小便してやると、へへ、しちゃったんです。

コップ一杯の水を世界の海で混ぜて、またコップに注ぐと、もとのコップの一分子が存在するそうな。はは。

IMG_3538You Tubeに出ている千葉紘子の「宗谷岬」のスイッチも押したぞ。

「流氷溶けて 春風吹いて はまなす咲いて かもめも啼いて ‥‥」

You Tube そのままでした。

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樺太はすぐそこですよ。

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ここに近づくにしたがって女将は「ホタテ、帆立、ほたて、ホタテが食べたい。」呪文を唱えていました。

先に女将が注文して焼けたホタテを持って外に出た。私はいか焼きを注文し、焼くのを待ってて、食べるところを写真に撮ろうと外に出たら女将はホタテをもう食べ終わってた。

しかたがないのでいか焼きでかっこつけてシャッター押した。

ほたては450円だったか?いか焼きは300円だった。

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道路の向こうではホタテを貝殻からはがしていたんで、写真撮ってもいいですかと聞いたら、あまり気乗りしない様子で、それでも「ええで。」と言ってくれた。

IMG_3555最北端中の最北端でしょう。

日本の最北端でホタテを食べたわけです。

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この稚内牛乳を飲まんかったのが残念。

で、このころカメラの電池が少なくなったんです。

IMG_3570それで、昼前にはまた駅前に帰ってきました。

昨日の夜食事した駅前の店によって、今度は昼食食べるし、昨晩食べてるし充電させてくれるだろうと考えたんです。

すぐに充電させてくれた。でも昨晩来たのはここの奥さん覚えてなかった。

で、少し充電。でも足りない。これから礼文島行のフェリーに乗るわけで是非ともきちんと充電したいわけです。

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巡視船が動かずに停泊してる。

フェリーは15:30発だから、充電時間はたっぷりあるわけです。

IMG_3574フェリーターミナルの受付で頼んだんです。

若い女性でした。

一度事務室へ聞きにいって、次にはロビーへ出て来て、コンセントをを探してる。

「ほんとはいけないんですが、内緒でお願いします。」とのこと。

稚内は優しい人が多いんじゃないかと思う。

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昔のターミナルはこことは違ってたんじゃないかと思ったんですが、どうなのか。

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気がつけばロビーにはケイタイの充電器があった。

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鳥取で日本旅行を通して予約はしてたんですが、現地で乗船券と交換してくれとのことで、これがそう。

受付にいくと、帰りの分も準備できますよ、とのことで、鞄からまた引換券を持ってきて、そのあいだ、並んでいた客を「お待ちください。」とまたせたままでやってくれました。

想えばしっかりしたきれいな女性でした。

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二等船室です。

この船も昔とは大違いで、とても大きくなっています。

昔はせいぜい数台の車を積めば終わりでしたが、今回はでっかいですよ。

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こんなんだった。

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そしておおらかでもありました。

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礼文島行は今回もいい天気で揺れません。

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帰ってくる船もいます。

ハートランドフェリーというんだけど、41年昔はこんな洒落た名前じゃなかったと思うんだけどなぁ。

昔の名前は思い出せない。

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さて、ノシャップ岬のレーダー基地を左に見ながら港を出て行きます。

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ざっと二時間の船旅です。

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ほらこれが利尻富士です。

我々が礼文島へ行ったのが昭和49年だったんですが、同じ年だったかな国立公園になりたくさんの観光客が来るようになったようです。

結果島のホテルは割高ですし、その余波で稚内もほかの町、たとえば函館なんかより割高です。

最北端は割高なんです。

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この旅は天気に恵まれたようです。

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暑いくらいです。いや、陽の光の元ではの話ですが。

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カモメは人を恐れないです。

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こんな最北端にも外国の人が、それも一人でもやって来ます。

実際礼文島の宿では中国語の父子が泊まっていました。

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ついに着いた。これが礼文島の香深港です。

ここまで鳥取から2,400キロを超えます。

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これが乗って来た船ですが、バックの空を見てくださいよ。

これ以上の青空は無いと思うんです。

まぁ、紫外線は強そうですが。

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で、民宿の主人の運転で迎えのバンに乗り宿に到着。

風呂に入って、食事もして、サッポロビールのクラシック飲んで、さらに特別にこれまで避けていた日本酒、地酒を一本燗にしてもらって飲みました。

いや、昨晩稚内の店でも一本のんだゎ。

でこの民宿の酒も美味かったで、ほんに。

面白いのは松葉ガニが出てたんで、「これ、松葉だろう!」というと、「そりゃぁ、鳥取では松葉蟹だろうけど、こっちでもズワイガニだ。」との返事。間違いない。

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二階の窓から下を眺めていると、かもめとカラスが雲丹の取り合いをしてました。

最初カラスに取られ、すぐにかもめが一羽味方を連れてきて仕返ししてる場面です。

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最北の地は夜ともなれば寒く、大ぶとんに毛布まで準備してあり、さらに綿入れを身につけるんです。

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夏だのにだで。

日中はペットのお茶を三本くらい買い、夜は綿入れです。

今日のブログ長くなりましたねぇ、よくぞここまで観ていただきました。

明日はいよいよ41年前に泊まった元地というところへ行きます。

私たちの一番の目的地です。

「え?運休?‥‥だって札幌で特急サロベツに乗らないけんのに。」

それにジパング倶楽部で割引の切符を買っているわけで、払い戻しは大丈夫かと、待合室から見えていた小さな緑の窓口へ行って聞いたんです。

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払い戻しは小樽でも札幌でもできるというんで、まずは札幌へ急ぐことにしました。

駅前に青い屋根のバスターミナルがあるという。

すぐに窓口へ行き、聞くと札幌行はあるようですが、なんせ鳥取の人間は知らんし、慌ててるし、一般用の時刻表ではあるが、見やすいように折りたたんでいたその受付の女性が持っていたそれをもらい、もう一度確かめていると、やはり慌てている女将は「610円ですね?」と受付へ聞いてその時停まってたバスの方に歩きかけているんです。まぁ、結果そのバスだったんですがね。高速バスです。頻繁に札幌行は出てました。

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これがバスターミナル。

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このハップニングのおかげというか、札幌の町を見ることが出来ました。

あの時計台も見えたんです。

いやぁ、木造の時計台でした。写真と同じ。

で、札幌駅です。

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まず払い戻しの件で精算所へいくと、稚内までの全額精算は出来るけど小樽から札幌までの払い戻しはここでは出来ないとのこと。

稚内で出来るからとの言葉でした。

これは列車の中でも車掌さんに確かめたんです。出来るという。

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で、北海道の中心駅札幌ですが、まだ列車は動いてない。

だがここまでくれば安心です。

12:30PMの出発が遅れようと乗れるだろうと、まちがいなく稚内に行けるだろうと思えるんです。

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余裕が出来てきて、こんな画像も撮ったんです。

さらに鳥取には売ってないようなグレープジュースも買ったりとか。

結果は5分遅れで出発となりました。

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稚内18:10着、5時間40分の列車の旅です。

この日は移動距離410キロなんです。

待ち合わせも含めると7時間ほどのずっと座り続けの旅です。

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窓外の眺めは水田もあった。牧草地もあった。広いです。

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駅ごとのこの駅名の下にかならずサッポロビールのCMがしてあるんです。

さすがここは北海道です。

キリンやアサヒではないんです。

我々夫婦はサッポロ党ですからちょっとうれしいかな。

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で、北海道の中心にちかい旭川です。

黒い、ブラックのデザイン。

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ここでは自販機もコカ・コーラの赤をまとわず黒だったんです。ひょっとしてどの缶も黒かもしれない‥‥?

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道路の上へ矢印が付いてる。

これって道路の端を示しているようです。

冬の積雪に備えた設備だと思うんです。

実際稚内でも一時停止とかの標識がバスの客の目線の高さほどに設置してありました。

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名寄です。サッポロビールがちゃんと付いている。

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さらに瓦屋根がない。

みんな金属製のものです。想像するにあまりの寒さで瓦が割れるとか?割れぬまでも雪のために動いてしまうとか、そんなんじゃないかと思ったんです。

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畑も広い。日本じゃないみたい。

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観光PRも出来ています。

これって全座席に添付してあって、持ち帰り自由です。結構な費用だと思うんです。

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補強してある雰囲気もなかなかいいです。宗谷本線てな感じがしません?

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「オトイネップ」だで。北海道にしかない音のつながりです。

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白い大きな包み、これは牧草です。

冬に備えるためでしょうか。全部機械でするようです。

この辺りになると畑も目に入らず、ずっと牧草畑が続きます。

北なんですねぇ。

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これは北に来た女将です。

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ところでこの特急サロベツは特急ながら目一杯の警笛を鳴らしスピードをグンと落とします。

これを何度もするんです。

それでもちゃんと時刻は守る。たいしたもんですよ。

これは鹿、エゾ鹿が線路上に現れるからで、鹿に違反切符も切れず、仕方なしに列車のほうが遠慮するわけです。

こんなのって優しくていいじゃないかと思います。

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幌延と書きます。

サッポロビールの付いたほろのべです。

かなり来たんじゃない?てな感じのする宗谷本線の駅です。

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そのうち海が見えた。

ごっつい雲だで。先が心配。

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この南稚内は稚内の一つ手前の駅です。

もうじきだ。

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ホームにこんなのがある。

「最北端」が売りです。

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いやぁ、とりあえず着きましたよ、ここから先は線路がありません。

稚内です。鳥取からだと2,400キロ近くになるのかな。

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ホーム側からみた「最北端」。

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駅舎の中から見た「最北端」。

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でここの最北端のみどりの窓口で小樽、札幌間の払い戻しをしてもらったんです。

で、バス代は二人で1、220円だったんですが、払い戻しはジパング倶楽部で2割引きだったんですが、それでも1,280円だったと思う。

たしか60円得したと思ったから。

バスってのは長距離になると安いです。

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で、宿。

温泉付きで二人で13,000円ほど。素泊まりですが、夜9時にはサービスで醤油ラーメンが付くという、いい宿です。食べなかったですが。

さらに温泉に入ろうとすると扉に番号キーが付いている。

最初フロントで渡された紙片にナンバーが印刷されていて、その数字を入力せねば、扉が開かない。

聞けば無断入浴を防ぐためだとか。

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夜は一度外へ出て食べました。

このホテルはなかなかいいですよ。

きれいだし、温泉付きだし、歯ブラシでもいいのがついていたんです。

結局ここの、歯ブラシを持参でこの旅をつづけました。

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ボールペン一つとってみてもいままでにないいいものが置いてあって、さすがに「もらってもいいか?」とはよう聞かなかったです。

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6軒のホテルを利用しましたが、1番か2番目によいホテルでした。

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稚内の夜は更けて、温泉に入って、ビールを飲んで、そう、血圧測って寝たんです。

仁平さんはここの寝巻です。

これだったら廊下を歩いても浴衣ほどには抵抗がないと思う。

明日は8:00AMより稚内観光です。

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