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数日前に、高校のころお世話になったN先生の短歌が新聞に掲載されてたと、このブログで紹介しましたが、なんと昨日の新聞には記事として載っていました。

中嶋先生2016,08.16

あ、画像をクリックしてくださいね。大きくなって文章を読むことができます。

写真を見ると元気そうです。少し安心。

何らかの方法で自分と他を見ることができる。だから、やはり自分を見ることかな?

大切なんじゃないかと思います。

ところが、自分の寂しさを見つめずに、世の中に流されて、権力志向、地位を求めて、結果人を下に見るなんてのは最低ですわい。

そんな人間が増えてる。

物が豊だからかな?

昨日15日にUターンのラッシュだってニュースで言ってたと思う。

さらにこの日は太平洋戦争終わった日です。いや、そうラジオで宣言された日です。これ以降にも戦死した人はたくさんいるんです。

さらに鳥取の盆の終わりを告げる花火大会も終わりました。

で、今日の弊店は盆の代休にて休日だったんです。

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さて、気が付いたのは今朝早く3時頃だったかな。

ふと頭に浮かんだんです。「あ、送り火まだ焚いてない!」と。

が真っ暗の中でオガラをもやしたりすれば、不審者に見られるでしょうし、かといって明るいところで焚くにしても、人に見られたくない。し。DSC_0040

それに焚かないと盆で帰ってきたホトケたちが、Uターンできない。まだこの家へ逗留してるわけです。

きっと怒ってる。

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朝人目につかぬ時間に焚くことにした。

前の豆腐屋さんが自販機のコーヒーを買いに来て、さらに新聞の配達の後がよかろうと考えた。で、そうしたんです。

場所は工場と母屋との間。

危ないので迎え火と同じく蜜漬けの栗が入っていた空き缶利用です。

6時ごろ、静かに下へ降り、玄関にあったオガラを手に取り、ドアも静かに占めて、さらには道路のほうへは背を向けて短く折ったそれへライターで火をつけた。

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少し慌てているのか、もう一つ火の付きようが悪い。

ま、それでも燃えてる。

で、背後へなんか人の気配を感じ振り向くと笑いながら「おはようございます!」との元気な声。

見れば犬の散歩のYさん母娘です。

「あ、昨日焚くの忘れてなぁ、まだホトケさんがおるだが。」と目撃者に対してのワシの弁解。

まぁ、ホトケもラッシュが終わってから一日遅れてゆっくり帰ったに違いない。

さて、昨日の夜は妹の手腕にておいしく餃子を食べることができました。

餃子ってのはビールが実によく合います。

特に昨日はそう感じました。

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盆ですねぇ。今日は「しゃんしゃん傘踊り」が開催されます。

今は、全国どこでもそうですが、ほら、ソーラン祭りの、あの雰囲気の衣装を着けて踊りをしている若者たちが評判になっています。

いいですよね、若さが躍動してます。終わったあとの打ち上げなんかも楽しいことでしょう。もうわしらにはとっても無理だけどねぇ。

そして明日は千代川河川敷で花火大会です。

今鳥取の人口は増えてる。

ところで話が変わりますが、数日前の朝日新聞鳥取判に「とっとり歌壇」と載っていたんですが、これにN先生の歌が第一番に載せられていました。

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N先生と云えば、高校の時にお世話になりました。

クラブではものすごくお世話になり、青森県の大湊であったインターハイには一緒に行きました。

さらに授業では日本史も習い、担任にもなっていただき、そりゃあもう、「ありがとうございます!」ですよ。

現在は体が元気ではなく、年賀状も失礼しますとのことですが、しかし、この歌をみると、まだまだお元気の様子です。

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で、その歌です。

「嬰児(みどりご)の目もと口もと爺さんに 似てると決まり皆床に就く」

爺さんとありますが、この嬰児はひい孫だろうと思うんです。

これまでも時々選ばれています。ちょっと川柳風で冗談好きなN先生の顔が浮かんできます。

また気が付けば載せましょう。

商売やっている関係で夜の食事は遅いんです。夜7時まで店をやってるからそうなるんです。知り合いの化粧品屋さんとか、同じお菓子屋さんたちもたいていそうなんです。

で、昨夜のことです。

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二階の部屋でパソコン見てたんです。ウィスキー飲みながら。

「あんたー、ちょっと降りてきんさいなぁ。はようきんさいなぁ。」と下で食事を作ってる女将が呼んでる。

ウイスキーが少し残ってるコップを片手に持って下りていくと。

「餃子を焦がしちゃっただが!説明書通りにやったのに、それより火を小さくしてやったのにだで。」

そういえば焦がしたのはこれが初めてではない。

「説明書通りにするけいだがなぁ。その通りにすると焦げるだけぇ。」実はわしも焦がしたことがあるんです。栃木から送ってきた餃子だった。

昨晩は大阪のミンミンのもので4代目が買ってきてたものですよ。

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丸い皿の上にまあるくおいてある餃子がみごとに焦げてる。”おぅ!こげとっで!”といった風情なんです。

「あんたぁ、ちょっと食べてみてぇな。」小皿のたれを出していうんです。そのたれはもう二三個食べてみたような濁りよう。

食べれるか、どうか、本人も食べて気をもんでるんでしょう。

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いや、ここで食べねば男がすたると思いましたねぇ。

そのたれに漬けて、口へ運びました。

と、確実に焦げた餃子ですよ。

歯の間で砕ける。

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「備長炭食べたらこんな味がするんかなぁ?」というと、

「そりゃぁ言い過ぎだぁないか?備長炭だって!」とまぁいろいろ言い合いながら、そうなぁ、一番ワシがたくさん食べましたです。大女将はだまって食べた。

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ところで食べたあと川柳が湧いたんです。

胃カメラの 匂い消すのは 焦げ餃子

           活性炭 作 

十日ほど前に胃カメラ飲んで、まだまだその余韻が消化器へ残っていたんです。

これが、焦げた餃子によってその気配がしっかりなくたったのです。

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この一句にて女将も大笑いでした。

そういえばまだ箱半分の餃子が”焼いてくれぇ”と冷蔵庫へ残っている。

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焦がさずに食べたい。

誰が焼くことになるのだろう。

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わしだろうか?

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そういえば、今日神戸の妹が来るだがなぁ。

夕日といいますか、太陽と海というか、水平線に太陽が消える。

実質10分くらいでしょうか。

だいたい写真に凝ってわざに撮りに行くようなことはしませんでした。

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ところが、最近少し凝ってきた。

わざに賀露海岸へ撮りに行く。これで4度目くらいかな。盆前でそれなりに忙しいのにですで。

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これがなかなかいいもんで、そうなぁ、蜩と似てる。

過行く時間といえばいいのか、そんな象徴的な感じがするんです。

蜩は耳で、落日は目で感じるわけです。

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なんか人を超えたものがあると思いませんか。

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