和菓子と餅のことなら鳥取市のホテイ堂へ。謹製御菓子・季節の菓子・御引菓子を紹介します。

津和野⑦

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1月2日 に夫婦で観光なんて初めてのことです。

ほんとにありがたいことです。

弊店関係者の皆様には大感謝です。

そういう人たちへの心ばかりの土産も買って、重たい鞄を肩にかけ津和野駅へ着きました。

16:57発車の普通列車に乗る予定ですが、まだ30分の余裕があるんです。

暖かなところを探して、待合室へ座ったんですが、暖かいつもりが暖かくないのです。

そう、扉はあるがその上は素通しで冷気が自由に通うわけで、そりゃぁ寒いわけだ。

津和野の周りは山々であれば薪ストーブくらいすればいいのにとおもうんですがねぇ。

私の後ろの方で少し酔っぱらった観光客の大きめの声が聞こえるんです。

我々より早くから列車を待っているんで、そりゃぁ、酒でも飲まないけんかもしれない。

100万人来る観光客に対するサービスですよ。

「鳥取にも待合室がないで。」女将がいうんです。

要はホームレスの人がたむろするからだそうな。

でもそれくらいイイジャナイノ。ねぇ。

でもJRは「ダメヨ、ダメダメ。」らしいです。

さて、どうせ寒いなら、早めにホームへ行こうということになりました。

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ホームにはベンチがありましたが、そこへ座ればもっと寒くなりそうなので立って列車を待ちました。

と、時刻表があったんです。

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これクリックしてください。

列車がほとんど通っていない。

空白の場所が極めて多いんです。

だのにたくさんの観光客が押し寄せるんです。

なんでだ?

今鳥取には自動車専用道路がまた延長して作られていますが、そんなものも津和野付近はありません。

あたりまえで津和野へそんな道路、山だろうが田んぼだろうが、無遠慮に、傲慢に突っ切る道路があったら観光客は来ませんて。

「列車はどっちから来るだいや?」と私。

「あっちからだが。」と女将。

「そうです。あちらから来ます。」と寒いホームの上でにこやかに言った人がいる。

「撮り鉄」さんなんです。

だが待合室での人たちとはちょっと違う。

かっこじゃない。失礼だが値段の高い服装ではないのです。

この日は津和野一泊のあとで、これから出雲へ行くとのことです。

さて、待ってた列車がやってきた。1両編成です。

私がドアを開けるために列車のそのボタンを押す。

開かない。

「(押すのが)まだ早いだが!」女将。

「もうちょっと間をおいて押せばいいです。」と撮り鉄。

開いたドアから列車へ乗り込むと、これが、暖かいんです。

ほっとしますよ。Hotしますよ。

4人掛けのボックスにその人は一人最初体を小さくして、その暖かさを体に取り込んでいました。

定年を過ぎているんでしょうが、追っかけるものがあるのはとてもいいですよ。

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この1両列車は今晩の宿をとっている益田へと動き始めました。

暖かさとは有り難いです。

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なんせワンボックスカーであれば心地よい暖かさと、待合室の酔っぱらった声も一緒に乗せて進みます。

すると、途中から積雪がなくなって、同じ日本海側だのに不思議だでと話ながら、17:40に益田に着きました。

その酔っぱらった声もいっしょに降りたのです。

改札口を出て、寒い外気のなか目でホテルを探し、その方向に歩くと酔っぱらった声も同じ方向ですよ。

話声を聞いた女将は「同じホテルみたいだわいな。」とひそひそ声でした。

二階がフロントで、チェックインをまずしました。

つづく。

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