鳥取は雪の中。
くりまんじゅうが思ったよりも早く終わりそうなので、ブログです。
先週の(土曜日、午後3時5分、NHKラジオ第一放送)ものです。
お題は「手間」と「願い」です。
まず、新人の鳥取の人がありました。ラジオネームが「風前のともし火」といってました。
句は
量が減り かえって手間が かかる髪
でした。
さてこの週には女将も参戦。
貼りたての 障子に爪かけ 猫笑う
水不足 ならぬようにと 雪降るか? 菓子屋の女房
です。
猫が笑うのです。
これは以前一緒に住んでいた真っ白な猫のバオさんのことだと思います。
わざとこちらを見て、ぴんと張った障子へゆっくりと爪をかけ、上から下へ手をおろします。
いたずらな児童といった感じでした。
さて、それで私の句。
そのぶんたくさん没でした。
どうも、多く送ればいというものではないようです。
問題は質です。
宝くじのようにたくさん買えば当る確立が増えるといったものではありません。
では、句。苦。苦笑い。
手料理は 手間はかけずに 気持ち込め
手間かける 娘の料理は 時間喰う
手間かけず 普通の料理 食べさせろ
書いた絵馬 隣近所に 埋没し
神様は 寄せる願いに 胃を痛め
願っても どうしようもない ことがある 鳥取人
以上です。
さて来週のお題は「福」と「疑う」です。
奮って投句しましょう。
同じ町内のUさん、頑張って投句してください。
うまくいけば全国放送で詠まれます。