和菓子と餅のことなら鳥取市のホテイ堂へ。謹製御菓子・季節の菓子・御引菓子を紹介します。

仙台、会津、日光、横浜への旅⑧

仙台駅でおにぎりとお茶を買いました。

駅に着いたのが14時ごろだから、会津へ行くのには、幾本かある電車の内で15:02発のものが利用できそうです。

そう、在来線です。東北本線。郡山まで南下して磐越西線に乗り換えて会津若松へ18:58着ということになります。

普通は新幹線だろうけど、切符買うときからこの東北本線でと決めていました。だって新幹線だと景色が見えない。壁か、たちまち飛んでいくわけのわからぬ景色というもの。そんなのしか目にはいらないのです。

だが来てみれば在来線のホームはなぜか侘しい雰囲気です。新幹線のホームは明るくてきれい、そして賑やかなものですが、えらい違いです。

ここで昼のおにぎりを食べました。

他の人が見ると、きっと「かわいそうにこの老夫婦。どこの田舎からでてきたんだろう?」なんて感じがあるかもしれない。もっとも二つの新式のスーツケースをもってたから、そうは見えないかもしれない。

さてさて仙台駅へ福島行の普通電車が入線してまいりました。

ここが始発だったと思うが、当たり前で座れました。

電車です。鳥取市は電車が走ってない。米子あたりでしか電車は走っていません。まったく電車が走ってない県があるそうで、徳島県だったかな。そのかわり馬力のあるディーゼルカーが走ってるわけです。

で、東北本線です。宮城県から福島県へ走るんですが、基本的に日本の風景ってのはそんなに変わりがありません。

ただ、山でも、川でも田んぼでも、何ゆえか見てて飽きないのです。

面白いこともある。

「貝田」という駅があった。人の苗字みたいだで、と笑っていたら。

なんと「藤田」という駅名。「こりゃぁワシらの苗字だがないや!」と、大笑い。

そしてそれだけでは終わらなかった。

次は「伊達」駅だで。

まだ続いた。

「杉田」さんだゎ。

なんとなぁ。伊逹駅なんてここが伊達氏の発祥の地ではないかと云ってたんですが、どうも、ほんとにそうらしい。

じゃぁ、「藤田」付近がワシらの先祖の発祥地かな?と、いや、そうじゃないだろう。

さらに磐越西線にはいってから、「広田」なんてのもあった。祖父の姉の苗字だ。

17:17だったか郡山です。

ここから分岐する磐越西線で会津まで行くわけです。磐越西線なんて今回の旅がなかったら、きっと知らない。越後まで行くからその名前が付いたんでしょう。

ここまで来ると会津も近いとのそんな気持ちです。

17:42発です。

かなり大きな駅です。でも新幹線のホームほどのきらびやかさはないわなぁ。

でも在来線の方がその素顔が見れるようなそんな気もします。

で、いよいよ「会津若松」という文字が目にはいる。

これから後は乗り換えなしで「会津若松」へ着きます。

この日よく歩きました。さすがに女将も疲れた表情です。18:58着ですから、まだ明るいのかどうか。

陽が傾いた外には日本の原風景といった景色です。

日本のどこにでもある風景です。「ふるさと」かな。

もっとも吉岡、鹿野、そう鳥取では田んぼの中に高速道路が出来た。何もかも無視した感じで道路がまっすぐに出来たんです。まぁそりゃぁ、走ってみれば便利です。だが、上の画像の真ん中に土を盛った高速道路が出来たと想像できるだろうか?なんか、国土交通省にはそんな文化的な風景には関心が無いらしい。

電車は快調に走ります。この辺り、冬はきついかな。

猪苗代です。そりゃぁ時間があれば猪苗代湖も見たいですよ。でも時間はない。

で、窓の外に「あ、あれあれ、あれは磐梯山ではないか?」と特徴的な山。

大きな山ってのはどこでも象徴として慕われます。

なんか夕日がいい。

着きましたよ。

会津若松です。

荷物をホテルへ置いて、夜の食事に外に出たんです。

ところがこの街は暗い。道路の凸凹も見えないくらい暗いんです。街灯が極めて少ない。駅からのまっすぐな比較的大きな通りだのに、暗いんです。店も少ない。たまに通るのは車ばかり。歩いている人なんかいませんて。懐中電灯を持って来ればよかったと思いました。

ホテルからもらった略図でラーメン屋へ行きましたが、どうもこれは口に合わなかった。まぁ、食べる人によります。旅ってのはそんなこともありますって。

で、ホテルへ帰って、風呂にはいって、血圧測って寝ました。

 

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