春はなんかぼそっと暖かくなり、見るものがもやってる。
夏を越えて、秋。今です。
空は澄んで青く、肺のなかまで掃除が出来そうな空気です。
少々寒っぽい。
そんなとき陽だまりは気持ちがいい。
年がら年中毛皮をまとう猫もそうらしい。
天気のいい日は外へ出たがります。
工場と母屋の間に渡り廊下があるんですが、空がよく見える。
冬は雪が積もりますが、今の季節には少々冷たい空気に陽のぬくもりが気持いいものです。
だから、そんなとき出たがる。
もなかさんです。
このときは朝の陽の光です。
東を向くと、これが、まぶしい。
斜めの光は意外と強いものです。
陽にあたると体の内に何かが騒ぐのだろうか、ちょっと興奮。
ニャ~ぁぁぁぁぁ!
同じ騒いでも、危険で騒いだものじゃない、身内に騒ぐ気持ちよさに鳴いただけ。
太陽とはありがたいものです。
渡り廊下へ出たはなは、光の強さに戸惑っていたものの、すぐに慣れてきた。
気持ちよさを満喫してる。
第一、義務で菓子を作らなくてもいい。
ええで、これは。
ところで、「ひなたぼっこ」は「日向ぼっこ」と書くんですが。
「日向」は「日当」でもいいらしい。
漢字の感じ(笑)からそのニュアンスが分かりますよね。
でも、あとの「ぼっこ」はどうなんだ?
どこから日向と連なったのかな?
分からぬ「ぼっこ」です。