盆と正月というのは年に二度の里帰りの日です。
ふるさとへ帰る楽しさというのはかけがえのないものです。
ふるさとへ近づくにつれて見慣れた風景が目にはいってくると、暖かな気持ちになるものです。
そういえば、盆には亡くなった家族も帰ってきます。
これは黄泉帰りといいます。いや、ちょっとちがうで?
さて、もなかです。
汚れたり、猫エイズなんかに感染したりせぬようになるべく外へは出さぬようにしているんです。
まあ、ちょっとかわいそうですがね。
そのぶん、外への憧れは強く、日に何度も外を眺めています。
女将の部屋から、私の部屋から、飽きずに外を眺めます。
画像ではブラインドがあるので網戸を開けてはいませんが、ブラインドがなければ、自分で網戸を開けてそこから頭を出して外を眺めます。
もちろん、その後には網戸は閉めません。
結果、二階のあらゆる網戸は10センチづつ開いていることになります。
家族が家にいない時、また夜はしかたなしに一匹で遊んでいるようで、朝おきると、夜たまにとった、ピンとか猫じゃらしが廊下にころがっていたりするんです。
女将が家にいるときにはかならずその側へ幼児のようにいます。
食事の用意をするときには、女将の足元に座ってたりします。
画像は洗濯物の中へ本人は隠れたつもりです。
文字通り頭かくして尻かくさずです。
この盆には、またまた、神戸の妹達に遊んでもらい、そのあとは少し疲れぎみでしょうか。
ちいさな子供ですよ。