「おいり」作りがはじまっております。
「おいり」ってのは四国にもあるんですよ。でも、名前は同じでも全然ちがうものです。
で、因幡のおいりです。
弊店が始めたのがざっと半世紀に少し足らないくらいの頃です。
いま鳥取での「おいり」に関し、一番の老舗です。もっとも家庭でずっと作られていたものですから、もっと古くから作っている家庭はあると思います。
ずっと手作りで元のありようを素朴にやってます。
いまや主になるのが四代目ほか若い世代です。
去年四代目の都合が悪く私が変わってやってたら、昼休みの後、立てれなかった。腰がぜんぜんいうこときかなかった。
あんなの初めてだったですよ。頑張ったんですよ、わし。
だが、体がついてこなかった。
まぁ、世代交代ですよ。どこにでもころがっている話ですって。
弊店の「炒り米おいり」は世界に唯一。オリジナルな逸品ですよ。ひな祭りに供えて、召し上がってもください。