今年の二月は何度も雪が降りましたねぇ。
まぁ、鳥取はそんなに積雪はありませんでしたが、大山、氷ノ山とスキー場にはしっかりと降ったようです。
ところが東北とかは大変な積雪で青森なんか3mを超えたんではないでしょうか?
屋根の雪下ろししても捨て場所がない。
どうしたんだろう。
地下にでもしまっておいて、夏に冷房として使えないものかなとは思う。
でも誰もしてない。できないのだろう。
黒部アルペンルートのあのバスが通る雪回廊の高さが16mあったそうな。
温暖化というのは極端な天候を呼び寄せるようです。
この二月もワシ、女将、間に合わないものの、和菓子をできる限り作りましたです。
- そりゃぁ、昨年に比べるとものすごく少ないです、はい。
- 三月三日がひな祭りなので、例年、これに合わせて「おいり」を生産するのです。
- パートさんも増やしぼこぼこと作るんですが、今年は我々年寄りには無理なんで、卸は一切やめたんです。
- わが店だけで販売しました。
- 各スーパーには一切並びませんでした。
- せっかく作りだしたオリジナルの「炒り米おいり」も弊店に来るお客さんのみに販売したんです。
- 「どこにも並んどらんだけぇ、こんねに買いに来ただがないや。」
- そう言ってやっと手に入ったおいりを手にして帰られました。
- 都会地から故郷の頼りだと注文もありました。
- いやぁ、もったいない限りです。
忙しくこの月も過ごしていたわけです。
ただし残業は一切しません。
その日は良くても数日後には疲れが出て、かえってマイナスになるんです。
そして、日曜、月曜日を定休日としています。
この二日間の休みというのはとてもありがたい。
身体には一番のプレゼントとなります。
で、この月の終わりごろ血尿が出た。
それも次の日にも続いて出たんです。
普段月に一度行ってる診療所へその撮った写真を持っていくと、たちまちにCTを撮り、マーカーを調べるために採血もした。
この日は帰るのが遅くなりました。
あくる日紹介状を取りに行き、そう、土産に院長の好きな甘いもの、「鶯餅」を土産に持っていきました。
事務の女性が「先生、とっても好いとるけえなぁ。」と笑顔で喜んでくれましたが、この人も甘いもの好きそうでした。
数年前に焦がした栗まんじゅうを持って行ったときにとても喜んだ事務員さんです。
で、日赤病院に紹介になりました。
紹介状、これって今はDVDかな?
CT画像も持っていくんです、どうも。
超便利ですよ。
と、まぁ、それはそれとして、泌尿器科へ行くと、まぁ、大変な患者の人数です。
男、女、関係なしに、ただ、おもに年を取った人が多い。
ワシもそうだけどなぁ。
医者は当然詳しく出血個所を調べようとするわけで、その日、たちまちに「内視鏡」ですよ。
これって、あの胃カメラのもっと小型にしたもので、その物を見ただけで胸の内で「嘘だろ!」と声を出していました。
ベッドに仰向けになり、まだ医者が来てない時に、男性の看護師に「これを入れるんかな?」と問うと、「そうです。」
「「見るからに痛そうなんだけど。」「まぁ、痛くないわけではないです。」だと。
で、医者が来て、「では、カメラ入れます。」
これは、何と例えればいいのか?
ふにゅ、えいいいいいぃい、おにょ!ってな感じで、二度とは尿道にそんなもの入れてほしくない!てなふうですよ。
終って、医者が言いました。
「壁にできとる。」
思わず「膀胱がんですか?」と問うと「うん。」との答えでした。
すぐ後にその画像を見せてくれましたが、その腫瘍は悪い顔をしてました。
診療所の主治医である院長先生が疑った前立腺ではなかったようです。
そのあとすぐに、今後どうするかとの相談。
ストストと予定が決まっていきました。
私も早いがよかろうと、その予定優先の構えです。
その結果3月の初めにMRI。
さらに二日後に様々な検査。
13日には手術。
よって12日に入院。
といった日にちが決まっていきました。
あとは、なるようにしかならないのです。
と、2月はやはりあっという間に過ぎていったのです。