今朝仕事にかかる前に散髪をしました。長い間通ったY理容店ではなく、やはり近所のF理容店です。
ここは80歳前後の夫婦でやってるんだけど、おばさんが実によく喋るんです。さらにどこにでもあるかかあ天下なんです。常連から電話がかかってきて、まずはおばさんの言葉。
「〇◇さんが11時ごろ来んさるってや。」で、おじさんが少々まちがえて、
「あぁ、10時かいや?ちょうどええかもしれんで。」とおばさんが
「11時って言ったが!ごろもついとったで。10時と11時はぜ~んぜんちがうが!」そしておじさんは
「・・・・・・。」私の紙を切りながら、静かなんです。
なにか、よくあるような光景かもしれません。
ところで、この静かなおじさんは骨折して、以前から老人向けの施設へリハビリに行っているんですが、この行き先が弊店の大女将と同じところに通っているとのことです。
そうだで、大女将は昨日から正式に通い始めたんです。昨日が最初の日です。迎えに来た施設の軽自動車には後ろの座席に爺さん二人が載っていて、昼前帰ってきた軽自動車のときには、やはり後ろの座席におばあさんが二人乗ってました。まさしく鳥取は老人の街になったようです。
ま、大女将は楽しかったらしく、けっこうなことです。
耳までかかってわずらわしかった髪を切り、すっきりとして、髪がなくなったぶん、すとんと深く入ってしまう仕事の帽子をかぶり、天花粉の香りを感じながら、いま仕事している。
いや、ブログ書いてる。
今日はいい天気だ。