ありがたいことに、いや、寂しいことに、仕事が少し楽になった。だもんで、やっと「生もの」を作る気になって、作り始めました。
まずはこのことからです。
「木枯らし」ですよ。
鹿子です。
これを作った日に、醇風小学校の5,6年生が店へやって来ました。
社会学習というのでしょうか、ワシ弊店の歴史なんか話しちゃったんです。
同じ町内の子供もいたりして、ローカルですよ。
これは「落ち葉」です。
もう袋川の桜の葉もほとんど赤くなって散っている。今年のあの長く続いた35度の酷暑はどこに行ったのか?
しかし、落ち葉を見ると、その自然さにほっとする。
そしてこれは「寒椿」。
寒中に咲く椿です。椿とは春の木です。だから春に咲くんです。が、寒い時に咲く椿もあるわけですよ。
生ものを作れたら、これって、なんか責任を果たしたような、ほっとした気分があるんです。
手ばかりかかって儲からないけどなぁ。
そうそう、この間から弊店の「仁風閣」、羊羹ですよ。これを久松山麓に建つ白い洋館、「仁風閣」で販売しています。
ここは文化財なんで、儲けてはいけないそうで、ふ~~ん・・・ていうところがある。
弊店の商品「仁風閣」にとってはこれ以上の座りどこはないですよ。
作った私たちにとってはほんとにありがとうです。
65歳以上は入場無料だったと思う。
行ってみてください。