和菓子と餅のことなら鳥取市のホテイ堂へ。謹製御菓子・季節の菓子・御引菓子を紹介します。

大晦日

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令和二年の大晦日です。

鳥取は昨日から雪。

交通機関はすべてといっていいほど運休です。

もちろんコロナの影響もあり静かなんです。

これまでこんな大晦日は記憶にない。

昔紅白歌合戦の出場者がどんな歌手か名前も曲も分かっていたころは、ラジオで聞いてた。仕事しながら。

今日は暇。

そうだ「丹頂」載せて、しかし、「亀甲」は今日店へは並べたがパソコンへは入れてない。

いまは載せない。載せれない。

まぁ、ほかのを見てください。

これは「若松」で、次は「若笹」なんですが、若いとつければ正月になってしまう。かもしれない。

これから大きくなっていくんであって、「老松」では文字通り始まらない。

「若笹」です。

さらに羽子板を載せて楽しさを加えました。

金箔を載せて豪華さも加わりました。

近年金価格が上がって困ってます。

「花びら餅」です。

初釜に使うものです。

「若」と同じく「初」をつけても正月になります。

これは「初梅」です。

以前は鶯は載せてなかったんですが、梅の形が抽象的すぎて、わかりやすくしようと鶯を載せたんです。

それからは載せなくてはならなくなりました。

手間が増えた。

ちなみにほんとの鶯は鶯色ではありません。

?と思う人はネットで調べてください。

令和三年は丑年です。

牛は魅力あります。

牛小屋で、大きな藍色の目をして、静かに反芻している牛。

大きな体です。

寒くても、暑くてもじっと立って反芻しています。

もっともオスは若くして肉にされますが、なんか、これでいいのかと思うんです。

命と思ってない、〇〇牛はいいサシがはいっていてうまそう。なんていう視点ばかりで、命とは考えていない。

なんか、今に人間にはバチがあたるぞと、そんな気がします。

じょうようまんじゅうで、「えくぼ」とか「福笑」とかの名前をつけます。

正月は事の初めで、笑ってすごそうとの気持ちでしょう。

こんな普通の和菓子ですが、無数の職人が作り上げた日本独特の味、デザインがあります。

そういう人たちには頭がさがります。

さて明日は令和三年の元旦です。

弊店は五日より営業いたします。

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