画像は卑弥呼。いや因幡の天照大神さまです。(なんのことはない菓子屋の女房です)
先日この弊店では歴史上、いまも足跡をつけつつあるオ神がいいました。
「そろそろ、歩こうで。」
朝の散歩のことです。
あまりにも暑いので休んでいるのですが、早朝はやっと涼しさが感じられるようになりました。
で、このみことのりとなったのです。 近々歩くことになります。
むかーし、むかし垂仁天皇が非時香木実(ときじくのかぐのこのみ)をほしいと言ったそうじゃ。これを聞いた田道問守(たじまもり)は常世の国(とこよのくに)へ出向きこの非時香木実を手に入れ帰ってきたそうじゃ。どうも十年くらいかかったそうじゃ。常世の国は天竺とも、新羅ともいわれるのでな、大変な旅じゃ。ところがやっと手に入れ帰ってみればな、なんと、垂仁天皇はその前年に亡くなっていたとのことじゃ。で、まあ、田道問守は天皇の陵へ行き嘆き、亡くなったとのことじゃわいな。
読みづらいでしょうか?当方変換しても文字は出ず、書きづらいですのじゃ。
要は持って帰ったのは橘で、菓子の原点は木の実とかにあるので、田道問守が神になったとのことです。
それから橘は食べてもおいしくないようで、ただ常緑樹で不老不死の力があるようです。
もうひとつ、文化勲章は橘の形が勲章になっていますが、これは、文化は永遠であるとのことで常緑の橘をかたちどったとのことです。なにか松竹梅の松また竹の由来に似ています。
おわり