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高齢講習

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一昨日の雨の日でした。「高齢者講習」ですよ。これを受けた証明書がないと免許の更新が出来ないという。

で、行ってきました。どうせ行くなら五十数年前に通った「いなば自動車学校」へ行ったんです。

講師の先生はいいました。

「落ちるとか、受からなければ免許の更新が出来ないとか、そういうのではありません。注意をしなければならないところがあれば、そこを注意してこれからの安全運転に役立たせていただきたいと、そういうことで、この講習を開かせていただきます。」

講習料は5,100円。歳をとるとはカネのかかるもんだ。

実地試験では、どえらい久しぶりに教習所のコースを普通車で走りましたよ。でもって車庫入れを4回くらいやり直した。情けない。三人一組で同じ車に乗って試験して、他の二人は一回目で成功したのに、ワシだけだで、やり直したのは。

(写真は葛の流しものです。「水輪」です。)

で、車庫入れの後で、他の二人はスピードが遅かったので、少し早めに運転したんです。そしたら結果は何か所かに”スピードが速すぎる”とチェックが入っていた。

(練切り・朝顔)

終わって眼鏡をカバンにしまおうとしたら、なんと、普段本を読むときの老眼鏡を使ってた。雨で縁石が見えにくいと思ってたが、それだけではなかった。それにしては美味い運転だった。と、思う。車庫入れ以外は。

(錦玉・こかげ。ゆず味です)

その間講師は助手席で何も言わない。曲がるとき、次に行くコースの指示はするが、あとは何も言わないのだ。

教室に帰ってきたときには言葉がありましたよ。

「お三人とも、まだまだ十分に運転をしていただけます。」と。

そりゃぁ別の組には杖をついた高齢者もいたから、色々大変なのだろう。

(きんとん・蛍の宿)

そういえば、教室で、隣の髪の毛の全くない高齢者の足元を見ると、ワシと同じN印の靴を履いていた。どうも同じ感覚で履いて来たらしい。ということはワシも間違いなく高齢者か。

(中が牛皮の鮎)

そのあとは目の検査でした。あの輪の欠けたやつ。さらに明るくしておいてしばらく目を明るさに慣らさせて、次には暗くして、その中から欠けた輪が出て来るんです。その見えるまでの時間を測る。さらにもう一つは視角の広さを測るもの。

まぁ、年相応に鈍くなってきてますって。

いまはいいものの、やはりそんなに遠く無い時期には「返納」か?と考えさせられますゎ。

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