21日の日曜日はいい天気でした。
一時間前に出発したんですが、いまやいい道がついてる。昔とは違っていた。東浜の先生宅へニ十分弱で着いてしまいました。
それでも受付で香典を渡し、部屋に上がって先生の祭壇の前で手を合わせ、そう、N先生の顔も見せていただきました。92歳。男であれば十分な時間だったのでしょうか?
想えばボート部の顧問で金もないのに練習艇を購入してもらいました。青森インターハイには一緒に行きました。
ずっと飲まなかった酒を帰りの十和田湖で初めて注文しておいしそうに飲んでいました。きっと勝負の願掛けしていたんだと思います。
いろいろお世話になりました。
私が三年の時にはクラブの顧問で、担任でした。日本史の先生。
遅すぎるが、今になって歴史が面白くなってきた。
ま、N先生は短歌で頑張っていました。
このN先生のブログを書かないけんがなぁ、と思っていたそんなとき、女将が昔の「醇風だより」を探していたら、市民レガッタの写真が出てきた。
我々このクルーはコックスは違うが、青森へ行った連中ですよ。
とにねぇ。えらく古い。
ずっとN先生もOB会で一緒でした。
なんか思うに、私を作っていたなんらかのもの。その一欠けらがポロンと欠け落ちたような気がします。
これって、親しい人や、友がもし亡くなったらそう感じるのかもしれない。
ま、しかし、N先生は”ご冥福を祈ります”なんて言わなくても成仏してますって。
そんな気がする。