それまで壁のそばにあったベッドを窓際に移動したのです。
五月の連休のころだったでしょうか。
まず、風がベッドの上をとおるように。それまで壁しか見えなかったので、空が、雲が、見えるように。そんな気持ちが窓の下までベッドを動かせました。
その当初。ごろんと寝ると窓いっぱいに空が見えます。夜窓を開ければ風を感じることも出来ました。
”オゥ!これでいい。。”と満足でした。
7月27日の朝3時ごろのことです。
どうも体がゾワゾワするので、目が覚めました。すると、部屋がとても明るい。
一瞬,なんだ!?と思いましたが、ああ、月だ!月の光だとわかりました。ベッドのシーツにも半分コウコウとした光があたり白く光っていました。
南の空、光の来る方向を見ると、どうも満月。明るいはずです。
突然先ほど見ていた夢が浮かんできました。
狼男になって空を仰いで”ワオオオォォォォ~~と、吼えようとするのにうまく声が出ない。それで目覚めたのです。
どうも、寝ていて、ずっと体半分だけ満月の光に照らされていたために、半分だけ狼男になっていたようです。
それも歳ですから白い毛のようでした。銀狼、ウルフといった感じはまったくありませんでした。縦半分の姿の老いた白い狼でした。
よく見える月のほかにも気が付いたものがあります。
早朝3時ごろ南の空へ一個の煌々とした星が見えます。(画像から見えますかどうか?クリックしてください。中央の小さな白い点がそれなのですが‥。)
どうもあのうわさの明けの明星です。とても明るい星です。
この星を飲み込んだ人がいます。
と、ここまで入力して読み返すとけっこう長い文章。あまり長いと読みづらいので明日へ‥‥
‥つづく‥‥