和菓子と餅のことなら鳥取市のホテイ堂へ。謹製御菓子・季節の菓子・御引菓子を紹介します。

九州へ行ってきました⑭

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昨日(8月4日)の昼前に孫たちは帰っていきました。鳥取空港を飛び立って羽田。そして成田。さらにはタンソニヤット空港と便利になったもんです。しかも、鳥取産の米とか、どらやきとか、できるだけの荷物と一緒なんです。暑いところへ帰っていったんですよ。ものすご静かになりました。

そして今日は朝の予報で鳥取は37℃とのこと。この時間まで実際に暑さが押し寄せる。通りにはほとんど人影がない。仕事も午前中でやめた。餡を炊いたのだ。これは暑いってなもんじゃない。暑い!!のだ。

さて、やはり暑かった7月12日(水)の長崎である。

寝にくい夜が明けて朝早く目をさます。画像の黒くつぶしたところのものは女将なのだ。宿の服というか寝間着というか、ここ特有のものを着て目をさましたところ。ほかの客は廊下だろうがこの服装で男も女も歩いているが、まぁ女将は神経質な女性だから黒でつぶしておきました。こうしとけば怒られないだろう。

さて、いつものようにバイキングの朝食で、そういやぁ、このホテルの売りが温泉なんだが、くたびれてて大浴場へは行かなかった。ビールもはいっていたし、そこまで行くのがめんどくさかったんです。

すぐ近くの日航ホテルで路面電車の一日乗車券を買って、あ、これって500円で売ってる。120円づつの小銭をそろえるのが面倒でこれを買いました。

何度も書きますが、路面電車ってのは、なんかいいですよ。これがある街もいいふうに感じる。

停留所で乗る側のホームに渡ろうとするときにちょうど電車が来た時には、なんと電車が一時停止して、運転手は「どうぞ。わたって。」と促してくれる。長崎の路面電車はやさしいのかな。

車体は古いのにエアコンは効いてるし、安いし、ま、ちょっと狭いけど、街の情緒みたいなものが感じられます。

で、8時すぎにはこれに乗り、グラバー邸を見学に向かいました。

一般的には「大浦天主堂下」で降りるんですが、我々はもう一つ乗って終点の「石橋」で降りました。

これは下調べの時にわかるんですが、動く道路があって、グラバー園の高いところまで行けるとのこと。坂を上らなくてもいい。わが足では下るばかりで楽であると書いてあったんです。だからなんですよ。

これがそう。「スカイロード」という。画像右に階段が見えるが。こんなの蒸し暑い中では登りたくない。こんなの登ったら、その時点で長崎観光はやめにしますって。体力もたないもんなぁ。

これがその道路の入り口です。

エレベーターに乗るのとまったく変わらんのです。これ一般道路として認められてるらしい。長崎だからこそだゎ。

斜めに上がり下りするエレベーターですよ、これは。もちろん有料道路ではありません。生活道路なんです。

1階とか5階とか云っていいのか、ようわからんが、表示も上下ではなく斜めに点いている。

下りるとすぐ目の前に案内表示です。鳥取の道路にも付いている表示板と少しも変わらない。

猫が先ほどの建物の屋根へ寝ている。人を恐れない。

画像の塔みたいなの、これに乗るんです。石畳の普通の道路に面してこれが建っているんです。

この辺り、草取りもかなり大変だで。足をすべらせたらどうする?

また寝ている猫。

で、今度はかっこいい標識ですよ。

ほらね、道路にエレベーターがひょいとある。これは普通の縦に上がるものでしたが、この「縦」のときも一般道なんでしょうねぇ。

人通りはない。我々だけですよ。このエレベーターを降りるとすぐにグラバー園の入り口がありました。

入園料を払っていよいよ「グラバー園」です。

あまりここのことは調べておかなかったんです。

グラバー邸があるだけだと思ってた。

ちがってましたです。いろいろな建物があるんです。

他の商人の建物もあるし、地方裁判所長官舎なんてのもあった。

エスカレーターまであったぞ。

なんかグラバーさんに対し、武器商人ていうようなイメージが強かったんですが、このブログを書くのに、改めてグラバー園のホームページを見ると、なんとも、すごい人物です。ましてやその息子さんもすごい。

息子さんは昭和14年までこのグラバー邸で暮らすんですねぇ。

そして昭和二十年の長崎の原爆には被爆したのか、どうなのか。

誰かきちんと本を書いてるのはないだろうか?

なんか時代、幕末からの日本、そして太平洋戦争と、グラバー親子の生きたドラマは日本を表わしている。

これ息子さんの表札ですよ。

もっとよ~く調べてから行けばよかった。そう思う。グラバーさん一家にはごめんなさいです。

ところで長崎ってのは造船の町です。護衛艦も修理なのかこの丘からみえました。

こういうテラスというか、ちょっといいですねぇ。余裕というのでしょうか。日本でいったら縁側かな。

このころになるとTシャツの背中側は汗でぐっしょりなんです。

荷物はホテルに置いてるし、ぐっしょりのまま、路面電車に乗り「築町」まで帰りホテルへ行き、そこで着替えました。すっきりしましたです。で、それが10時くらいかな。今度は荷物とともに路面電車に乗り、「浦上駅前」で降りて、さあて、もう一つの目的地である「平和公園」に向かったんです。

荷物が文字通りニモツになるで。

つづく。

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