孫たちは二日ほど前に長男の嫁の実家に帰り、一人残っていた長男も今日ベトナムへと帰っていきました。
靴や草履でいっぱいになっていた玄関もえらく閑散として、元に戻りました。
これがまた、元に戻ったというものの、はっきり言うと寂しくなりました。エネルギーのある生活というのは、賑やかで、うるさく、秩序も少々乱れ、風呂に入るのも大変。というような、そういうことがらが、幸せというのでしょう。
何でもそうだが、失ったときに初めてわかるのが幸せですよ。
長男一家がいなくなって、この静かさはやっと元に戻った安堵感と、どうしようもない喪失感?そんな寂しさでしょうか。
孫たちとの別れに、駆け寄ってきてハグしてきたその感触は、何事にも代えられない。
ま、しかし、何事があろうと死ぬまでは、ワシら元気でいようと思う。