この時期、毎年六月の最初の土、日曜日に開催されます。
まぁ、開催といっても氏子もはっきりしないのですが、寿町の一区と二区が掃除とかその他面倒見ています。
となると、我々も氏子となるのかな?
祭神はカグツチノカミというんですが、一部を除いてたいてい町内の人は知っていないようです。
火をつかさどる神です。
だから人の願いとしては、火事を伏せてほしいと考えたのでしょう。
火伏神社となるわけです。
昔日本人が集まれば、村が出来れば、すぐに神社が出来ます。
よりどころなんでしょうね。
日本の文化ですよ。
もっとも最近の世の中は神さんが少なくなったような、そんなふうに思う。
幸せを願うところなのに、願わなくなったのかもしれない。
それでもこの日は町内の年寄の外孫なんかも帰ってきて、提灯行列の後ふるまわれるお菓子をもらいに集まります。
一年のうちで正月、盆ほどではないにしても、少し人口が増える時です。
普段神主さんはいない小さな神社なので、近くの大きな神社から招き祝詞(のりと)をあげてもらうんです。
もちろん何か別に宗教を持つ人には強制はありません。
そういえば、梅雨時でありながら雨で中止となった記憶がない。
神さんいるのかもしれない。