仙台駅前へ着きました。
回りじゅうなにもかも大きいですって。
で、ホテルを探した。迷って、でも案内所があって、そこからはまっすぐ行けたんです。だが、頭はこの方向で間違いなかろうと思っているんですが、どこかで、もう着いてるはずだと言っている。名古屋駅の時もそうでした。あとで考えると、普段体に染みついている「駅」の基準は「鳥取駅」なんですよ。
その大きさが駅もその他も大きいんですよ。ついていけない。
でまず食事だ、と、外に出た。
これがまた、なんと人の多いことか。
で、なにを食べるか。仙台といえば牛タンと笹かまぼこだが、悪いがそんなのはいらん。そう、表通りってのはどうも値段が高いし、地元の人が行くような店。どこかよさそうなのはないのかと、探したんです。
おもて通りは若い人が多い。
そして賑やかです。
第一ワシのような年寄りにはなに屋さんなのかも分からない。
で、現地の人のようにとりあえず少し裏通りへ入ったんです。
表通りより少し薄暗い通り。
どちらかというと、われわれよりは若い人向き?アメリカンな店構えで中にはジャズの音。だが、入るとすぐに日本居酒屋風な、あの「深夜食堂」のようにマスターが中に入って、客はづらりとその周りの幅のないテーブルに座る。といった店。
我々は気さくなおねえさんにテーブルへ案内された。
いやぁ冷たいビールがうまかった。なんせ東北の仙台も気温が高かった。餃子もうまかった。鶏肉もうまかった。
中華麺をスパゲティにしたものも、なかなか良かったです。
最後ハイボールもしかり。
「キッチンリュウズ」という店です。
また仙台へ行ったら、この店へまた行く。
次は寝るだけですよ。
とぼとぼとホテルに帰る。
とにかく人が多いですって。
ホテルは新しいもので、きれいでした。値段も安くない。でも狭い、風呂も小さい。そこにエアコンが効いてて、さらにはダブルのベッドも慣れぬし、ヘリが少しバネが弱かったんです。
寝られない。
仕方ないので、バスタオルを床に敷いて、上にもバスタオルをかけて、硬い床の上に寝たんです。これで寝れたんです。
腰痛持ちの悲劇です。
これにて仙台の初めての夜は更けていきました。明日は「るーぷる仙台」に乗って市内観光です。