尖閣列島で海上保安庁の担当者は正月も関係なく仕事をしているんでしょうね。
大変です。
マスコミはなんなんだ?あほか?日本にとって大切なことをニュースにせないけんが。
とくに民放のくだらなさには、最近腹がたつ。
もっとも、だから、見てないなぁ。
さて、文庫ですが、なんてことないです。
読んでいるのはまた司馬遼太郎さんの「この国のかたち」です。
二十数年前にまとめられたものです。
古本買って読み出した。
すると、なんか記憶のある文章です。
昔読んだかもしれない。が、新鮮です。
それに載ってた言葉です。
「倜儻不羈」と書くんですが、これ、読めます?
江戸期の知識人ではごく普通の言葉だったそうです。
まぁ、いま、江戸期でもないし、知識人でもないから、ま、ええか。なぁ。
ぁー、「てきとうふき」と読みます。
作者のとおりに記すと、
ある種の独創家、独志の人、あるいは独立性のつよい奇骨といった人格をさす。
倜は”すぐれていて、拘束されないさま”で、儻は”志が大きくてぬきんでている” こと、羈は”馬を制御するたづな”不羈は”拘束されない”ということ。
漢語としては紀元前から存在したそうです。
ただ、漢字にはときに同語反対義があって倜はスグレルという意味と、正反対のオロカという意味があり、倜儻不羈の場合、世渡りからみればおろかともいえる。とある。
してみれば職人はたいていオロカであるんじゃないかと、そんな気がする。