薩長土肥という言葉はたいていの人が知っていると思うんです。
薩摩、長州、土佐、肥前です。
幕末当時徳川幕府を倒した中心になる藩ですが、特に薩長土ですよねぇ。
まぁ、肥前、佐賀には悪いけど置いといて、薩長土は昔から行ってみたかった。
土佐は何度か行きました。
薩摩も数年前に行きました。
そして、幕府側として新政府側の集中攻撃を受けた会津にも二泊して街をよく歩きました。
そう、鶴ヶ城は、そのお堀も含めて忘れません。
なのに、感覚的に近い長州に行ってない。
いや、まぁ、下関には行ったことはあるし、山口も通ったことはあるが、しかし、なんといっても江戸時代に長州の中心であった萩へ行ってみたかった。
後から考えると土佐は車で高知まで5時間だし、萩は列車でやはり5時間でした。同じくらい近くて遠い。
まぁ、それに、最近始めた千代川河川敷の散歩で、特急やら、普通列車やら見ていて、特に、女将は乗りたくなった。
列車に!
幸いにも大女将の世話で妹も我が家へ来る。
だったらこの時ぞとばかりに、ホテル、列車、萩の色々を調べたんです。
萩なら一泊で行けるし、帰ってこれる。
さらにはJRトクトク切符に「山陰満喫パス」というのがあるんです。
これって益田を通って津和野まで一人が二日間4070円で乗り放題、特急にも乗れる。
益田まででも片道特急で7590円だからごっつい安いんですよ。
で、行って来た。
乗ったのは「スーパーおき」です。
13日の朝09:29発で東萩が14;21着です。
散歩のときに見る「スーパーまつかぜ」は07:04発なんですが、これに乗ればたしかに益田までは早く着く。
だが、その先が無い。
普通列車ばかりで、極めて本数が少ないんです。
そうそう今回は画像があまりないんです。だって、益田までは5回目くらいになるんで、シャッター押す気にならなかったんです。
でも、鳥取駅のコンビニで買ったおにぎり、お茶、はあるし、はは、旅行気分ですよ。
天気はあまりよくないんですが、14日は晴れそうなんで、最近の天気予報は当たるんで、今日曇りでも明日は晴れる、と、軽いんです。
あ、そうそう、長州とは毛利さんです。関ケ原で西軍だったために百数十万石だったものが、周防、長門の二国、今の山口県に減らされて、36万石ほどになったんです。
さらに政治の中心、いわば首都を便利の悪い萩へやらされちゃったんですねぇ。
毛利さんは困ってしまった。
そんなことが270年ほど経って幕末に爆発したんでしょうか?倒幕の声を挙げたのはどこよりも早かった。
そのぶん犠牲者も多かった。
そんな藩です。
とりあえず行ってみたかったんです、ずっと以前から。
つづく。