ずっと雨やら、都合が悪かったりして休んでいた朝の散歩。久しぶりに家の外へ出ました。
北の空は黒い雲はなくなかなか綺麗。
いつもの道路。千代川へ向かって、いつものえがお橋にかかろうとして左を見ると、富桑小学校の裏庭に、
「あれれれれ!兎!5、6匹。大きめのオリの周りを走ってる。芝生の草を食べてる。なんで?なんだ?」
初めての光景です。白と黒色、白のみと自由に走っていました。
これは、困るだろう、と。でもまだ早いから学校には誰もいないだろうと思いながら、学校の門をとおり校舎の入り口に行くも、もちろん閉まってる。
道路へは柵もあるし、まあ大丈夫かな?と、我々ではどうしようもないし、そのままえがお橋からにじのかけ橋へ上りかけたら、おまわりさんの姿が見えるではないですか。そしてどうも軽の車が壁へ衝突している様子。おまわりさんの一人はその車のそばへ、もう一人はパトカーの中。事故の割にはあまり忙しそうでないので、そうだおまわりさんへ言っとけば何とかなるだろ。と、ちょうどパトカーからでてきた一人へ
「あのー、お忙しいでしょうが、富桑小学校の兎が5,6匹オリから出てるんですよ。」
こんな事故のときに兎かい!?と少し顔に書いてある。しかし、それはもっともな感情ゆえ、遠慮がちなんです。私も。
「まっ、はい、まっ、しかしっ。わかりま‥。」と困ったおまわりさん。
いえいえ、こちらも承知ですよ。とお互いアウンのこきゅうでした。
川原を歩き
また、土手へ上がり、帰ろうか?でもあの事故どうなったかな?とそちらへ歩こうとすると
「やじうまになるだか?」と普段はやじうま女将。
道路は別の、でも引き返す道を歩くと、まだパトカーの赤色灯が見えました。
近くになると事故車は見えない。
かたがついたようだと思いながら、富桑小学校の横。
女の人二人が兎を追っている。きっとおまわりさんが連絡つけたのだろうと、日本の警察はいいぞと思いました。
一人は熊手を持ち、若い一人は素手でつかまえようとしている。と思ったら、兎が近寄ると悲鳴をあげて逃げている。
でもまあ、他の先生も出てくるだろうから大丈夫だろうと帰ってきたのです。
だが、どうも普段見る事もない珍事件。
朝から二つ。
兎も、事故ももちろん写真を撮ったのです。
どうも、これが‥‥‥
これからなんです。
続く。