さる雑誌の表紙にこの水源地が載ってたんです。
それを見た女将が言ったんです。
「私ぃ行ってみたいわいな?」
「はい、天気のいい日曜日の朝にしましょう。」と私。
それが今日なんです。
まぁ、薄曇りでした。
これがまた緑、緑の場所です。
体にも、気持ち的にも、よさそう。
それで、画像が多いので、とても今日だけのブログでは使い終えない。
数回のブログに使うことになりそうです。
で、この場所は車で20分はかからんと思う。
袋川をずっと上流へ上がり、途中から美歎川を同じく上流へ上がると、お、これだで!とすぐわかる。
昨日のこと、熊よけのベルを持って行ったほうがよかろうと思ってたんです。
朝になると、むむ、忘れていました。
ところが、なんと、現地に着くと、管理棟にそのベル、いや、小さいから鈴かな、ちゃんと用意してありました。
だが、あとで、ちょっと思ったのは、熊だって別段人間の前に出たくはありませんて。
山は人間が植えた針葉樹が多く、食べるものはすくないし、里山も少なくなり、以前のように農家が、例えば柿を”これは熊の分”と残してはくれなくなりました。
じっさい世の中せちがらくなってるんです。
帰りに気が付くとイノシシ用か、熊用か、罠が見えました。
ま、我々めったに遭遇するもんじゃありません。
話はもとにかえって、なんと橋には両側に花のプランターが置いてある。
気持ちはありがたい。
水道施設だから、濾過池とかにかならず弁がもうけてあるんですが、これが時代を感じさせてくれる。
レトロなものはなんか落ち着きますねぇ。
女将も今やレトロ、、、、いやいや、あいかわらず美しい。
こう、大正の初め頃作られたんですが、なんか、おしゃれですねぇ。
昔の日本人のほうが気持ちに余裕があったのではないかと思ってしまう。
こんな窓、ヨーロッパ、オランダの風車からの眺めに似てますって。
この場所は鳥取の山の中ですよ。
ずっと”テッペンカケタカ”とホトトギスが啼いていたが、ここの鳥たちはおしゃれな格好をしてるかもしれない。
時間があれば行ってみて下さい。
決して後悔はしない。
ああ、来てよかったと、そう思えるところです。