時は今年6月30日の日曜日。
ほんとにねぇ、弊店休みの日。なのに三軒の配達があるんです。
まあ、ありますよ、けっこう。こんな時は気持ちを変えるんです。
ドライブでもするか、と。
で、ちょっと距離のある郡家へ、そのドライブへ行ってきたんです。
配達先で懐かしい白バラ牛乳の「コーヒー牛乳」と調理パンを買って、その帰りです。
当たりまえの道を通って帰ってもつまらんもので、別なほうに、河原へハンドルを切りました。
そこにあったのが白兔神社です。
これは、あの白兎海岸、国道9号線ぞいにある白兎神社は全国的に有名なんですが、同じ名前の神社がこの河原町にもあるんです。
さあ、どちらが宗家か、元祖か、なんともわからんが、こっちが古いかもしれない。
ただ、こちらは飾り気がないんです。
零細で質素なんです。
緑の田んぼの中に玉垣なんぞまったくなくて、いきなり小さな祠がぽつんとあるんです。
この石の兎は鳥取県かどこかが、あまりにも同じしろうさぎの神社なのに差がありすぎると申し訳に置いたんじゃないかと思われるような、新しく、デザインも現代で、まったく風化もしていないというシロモノ。
だがねぇ、この近くに八上姫の神社もあるし、地名から行っても布袋川原とか、倭文(しとり)とかあるんです。
こちらが元祖なんじゃない?なんてね。
どうなんでしょうか。
もう一つ心配するのはここには氏子がいるのかどうかですよ。
どうなんかなぁ、いまや正月になると「海岸神社」にはたくさんの初詣の人々ですが、同じ「白兔神社」なのに、この河原の「田んぼ神社」はテレビのニュースに一度も現れません。
まあ、ええか、世の中そんなもんだけえなぁ。
ここはええとこだで。典型的な日本の風景だわ。
ここで、コーヒー牛乳と調理パンを女将と食べるんですが、、、うまいです。
稲もそれなりに大きくなりつつあります。
この小さな標識が立っています。一度参拝してくださいませ。
参る人が少ないから神さんの耳に願いが届きやすいかもしれません。
で、さらに西のほうへとハンドルを握ります。
つづきます。