早朝窓を開けたまま目が覚めるのですが、5時ごろかな、油蝉、みんみん蝉が鳴くそのもっと遠くからかすかに、カナカナカナと聞こえて来るんです。
蜩です。
数日前から、この声を聞きにおおちだにへ、朝行ってみようと思ってたんです。
でも、どうせ行くんなら木漏れ日も撮りたいと、雲のない日に行こうと思ってたんです。
なかなかないですねぇ。
東の太陽があがる空へ雲がないという日は。
でも、待てば来る。
それが今日なんです。
ベッドからまだ太陽のあがらぬ東の空をみると、今日は雲がない。朝焼けの空。
こんな時、なんか音がするんです。どうも。
そう、飼い猫のもなかが起きてる気配を察して「ミャ~ォォォォ。」と甘えてきます。
ベッドから出てる手に体をすりつけて、挨拶に来ます。
女将はひとつも甘えることなく、「あんたぁ、いつでもええで。準備できたで!」との挨拶。
魚の目の少し痛い足で階段を降り車を家の前へつけました。
10分にもならない短いドライブです。
朝は気持ちいいですよ。6時前。
エアコンなんていらない。両の窓を開けたままで走ります。
ましてや車もほとんど走ってない。
貸切状態の道路です。
すぐ着いちゃう。
坂道、鳥居まで続く道には犬と一緒の散歩人がちらほら。
権現茶屋の横に車を停めて‥。
半分が月極駐車場になっている。。。あらら。
まだ変わってた。
かって鹿が住んでた檻と建物が新しくなっていた。
まさかこれも合併特例債でたてたわけではないとは思うが、、、ふ~む?
‥‥主題は蜩ですよ。
そう、ごっついです。
そこいらじゅう蜩。蜩。蜩。蜩。もっと蜩。
啼く声というか降ってくる。
こう、カナカナカナカナというのは一匹やらの時。
あまりにも数が多くなると泣き声に無常観があるなんて言ってらんない。
カナカナじゃなくミャミャミャミャミャミャにギの音がまじったような、とにかく蜩漬け。
でも、これもいいですよ。
ほんと。
緑の木に覆われて、無数の蜩の鳴き声。
でもなぁ、きょうの場合は早く行き過ぎた。
朝の光が木漏れ日にならない。
山にさえぎられてこのおおちだにに陽がさして来ないんです。
よって、もう少し遅く、そう、6時40分過ぎくらいに行ってみよう。
と、思う。
普段散歩する道路際にある朝顔風の花がここにも咲いていた。
また、明日。
そうだ、市外の人にはわかりませんよね。
初めの幾枚かの画像、この神社はおおちだに神社です。
で、家康が祭られており、因幡東照宮ともいわれています。
ですから葵の紋がつかわれているんです。
また権現茶屋も家康の権現さんから名づけたものです。