千代川の河川敷を散歩してるとき、そのアスファルトの上を、鳥の羽が動いてる。
よく見ると、よく見てもよくわからないが、どうも、蟻が運んでいるようなのです。
小鳥の羽とはいえども、運ぶ蟻の五十倍以上はあるんじゃないかと思われる大きさ。
もくもくと運んでる。
別段蟻は働き者です、なんてことは言いません。
ただ感じたのは、こんな我々が知らないところでの静かなパワーが地球を変えていくのではないかなと、なぜか思ったんです。
帰りには、もうその姿は見えなかった。
あとで考えると、これって人間じゃないかなと考えたんです。
地球を回る宇宙船から下を眺めると、人間なんてどこにも見えない。
ところが、そのパワーあるその働きで、宇宙船から見えるという万里の長城も、ピラミッドも作ったわけです。
地上からは星のようにしか見えない宇宙船も作ったのは人間。
なんか、以前は幸せを約束された様々な発明品、建物、車、飛行機、道具がそうじゃなくなってきた。
そんな見えないが、パワーを持った人間が80億いるという。
地球としても、なんか、手に余る生き物になってきてるんじゃないかと、そんな風に思ってるんじゃないかと、そんな気もします。
どうなるんでしょうかねぇ。