我が家と道路の向かい側に小さな神社があります。「火伏神社」というのですが、毎年6月の最初の土、日曜日に祭りが開かれます。いつもは閉じられたままの戸が年に一度開け放たれ、寿町一区と二区の町内役員があつまり大掃除をして準備をし宵宮となるわけです。他所に暮らしている孫たちもこの夜は集まり「ヨーイヤサッ!」の掛け声とともに提灯行列をして町内を回ります。
聞きましたらこの神社の神さんは「火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)」だそうで、調べてみました。
すると、火伏神社の名から想像できるとおり火の神です。それともう一つ。輝く火の神という意味もあるそうで、しかもこの神は男神とのこと。近年女性の強くなったこの世の中。男性は影がうすくなっていますが、この神社へ参詣すれば少しはあやかって輝く男になれるかもしれません。