こどもが分かるように、「もみじ」「いなかの家」「みずどり」「雪だるま」「秋のやま」などとやさしく菓銘を書いて腰を痛めながら頑張ったんです。
そして、今日はおおちだにへ行ってきました。
ずっと散歩してなかったし、昨日女将の曰く、決心したように「明日は歩こうで!おおちだにに歩こう。ちょっと、遠いけど紅葉してるかもしれんけぇなぁ。」
もちろん私に異存はなく、「はい!」と答えたのです。
久しぶりでした。おおちだに。
この夏にはわずかな蜩しか聞けなかった。
上の宮池にたどり着く前から水の流れる音が聞こえてた。
今年の夏とはまったく違う水の豊かさです。
木々もそのほか、そう、人間も生き物。
水の気配を感じればなんか安心を覚えます。
そして、画像は宮池。ほらね。水満々です。
こうでなくっちゃいけんて!
で、目的の紅葉ですが、我々は久しぶりに訪れたので、「こりゃええがな!」と思ったんですが、途中知り合いに会った。
この人は我々よりもおおちだに通で、昨日はどうの、一週間前はどうのと言っていた。
今日はもう、色あせてきてるとのことでした。
だ・け・ど・我々には十分綺麗でした。
ただ、この谷にはまだ朝日がさしこんできてないんです。
陽があたるとカメラのシャッターを押したとき象徴的に、綺麗に写るんです。
が、ちょっと、まだ、だめ、かな。
いいですよ、おおちだに。
二人で感嘆の声をあげながら歩いてた。
「おぅ、ここの木々の重なりがええで。」とか
「あっちはもっとええじゃないか?」とかね。
さらに「おおちだに銀座」だでというほどに人が多く歩ってる。
寿町の弊店の通りより多いんじゃないかな。
今日は来てよかったと思いました。
そんなんで思えるのってそうそうないことですよねぇ。
空気も澄んでPM2.5なんて感じられず、気持ちがいいです。
と、
これは不審者か?
なんか見たことがあるような人です。
まあ、そんな、かんだで歩きました。
結構な距離です。
ここから県庁の裏を通って、仁風閣のところ、お堀のところを帰るわけで、それでも足は大丈夫だった。
県庁のほうへ歩くとお寺がたくさんあるんですが、道路から見える墓石に刻んである文字が昔から気にかかるんです。
それには昭和19年にセレベス島で航空戦により戦死と掘ってある。
23歳の死ですよ。
飛行士といえば学業、体力優秀な人だと思うんですが、23歳で戦死と墓石に掘ってある。
あ、ここで、女将から「食べようで!」との声、いや、命令。
明日以降に続きます。