弊店の位置する寿町は古い街です。
江戸時代には鋳物師がたくさん住んでいて鋳物師町(いもじまち)といってました。
すぐ近くの昭和29年(?)につくられた橋は鋳物師橋と、いまだに当時の名前が残っています。
戦後団塊の世代といわれる子供たちがたくさんいたのですが、それもいまやじいさん、ばあさんになって若い人はほとんど町内には住んでいないという、年寄の静かな町になっています。
あ、画像と我が町内とは関係ありませんよ。
画像は配達に行った時の駅前の風景です。
で、弊店のすぐ前の家のおばあさんの葬儀が今日あったんです。
95歳で亡くなりました。
95歳ですよ。たいしたもんです。
亡くなったのは昨日で、葬儀社の車が来たりして、「あ、ひょっとしたら?たぶんそうだ。」と弊店の皆がおもってたんですよ。
こういうことは結構近所というのはわかるもので、昨日のこと、亡くなったそのおばあさんの隣の一人住まいのおばあさんが弊店に、久しぶりに来店したんです。
お菓子を購入しに来たんではないんです。
要は亡くたったことを確かめに、また、なんなのか、なんかを確かめに弊店の大女将のところへ来てたんですよ。
その時の言葉がすごいんです。
「Hさん亡くなったんですってねぇ。まだ若いのにねぇ。私より三つ若いんだが。」
とのこと。
耳も、眼も、さらに弊店のレシートを集めれば割引になるというその金額も間違いなく計算できるおばあさんなんです。
どうですか?
元気ですよ。