百歳のお祝いだと、その家族一家が一度にたくさんの来店でした。
落雁がいいとのご注文でした。
まず鯛です。
八寸の鯛です。
いやぁ、最近どころか、永い間落雁なんか注文はなかったんです。
ましてや、とにかく百歳ですよ。
なかなかないです。
お祝いされるのも、お祝いするのもなかなかないですよ。
さらに料理菓子がいいとのことでした。
しかも正規の大きさではなく三分の二ほどの大きさの箱でよいとのこと。
これはけっこうむずかしい。
ま、とにかく悩んでできたのが次の画像です。
結果は中身のありようも変わってしまいました。
で結果はけっこういい出来です。
あ、一番下のいさみ鯛は上下が逆で、入れなおしました。
いさみ鯛というのは、超元気で水の上にビビビーンとはね出たパワフル鯛なんです。
組合すのに餡の製品であれば形がけっこう自由になるので入れやすいのですが、落雁は曲がりませんので自由がきかず大変です。
ま、しかし、完成してみれば、百歳のお祝いなんて、それを作る仕事をしたなんて、なんか長生きのおすそわけがあったみたいで、ありがとうございます。です。
と、いうような印象があります。
よかったです。