まだ、昨日の書類はでてこない。困っている。
今日、表彰される。場所はニューオータニの、鶴の間。いつもこんなとき鶴の間です。
来賓にえらい議員さん。
壇上にすわり、表彰受ける人よりおおきな、りっぱなリボンをしていました。
で、表彰式が終わり、懇親会(?)。昼から酒です。
そのとき記念品のJTBと印刷された包みを、旅行券か?と期待をもって開くと、なんと、JCBの商品券。二枚入っていました。
一枚が1,000円。あわせて2,000円。いや、感謝せなならんがな2,000円。開く前、女房と旅行できるでと知り合いに言ったのにこれだとJRで泊までしか往復できない。
話は変わり
昔三十数年前に茨木のりこさんの本を買いました。
そのとき載っていたのが
[自分の感受性くらい ]
ぱさぱさに乾いてゆく心を
人のせいにするな
みずから水やりを怠っておいて
以下続く‥‥。(ネット調べてください。載ってるから。)
最近ラジオで茨木ブームだというのです。
で、ネットみたら、いままで知らなかった詩、73歳の時の作品だそうです。が載っていました。
[椅りかからず]
もはや
できあいの思想には椅りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には椅りかかりたくない
もはや
できあいの学問には椅りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも椅りかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのは それくらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
椅りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ
やはり、いつまでも元気な作者です。覚悟ということでしょうか。
亡くなったときにも遺書もしたため終わっていて、一人で亡くなっていたそうです。
葬式は誰も呼ばなくいいとのことで、最後までこのひとらしさを感じます。
やたらあほな上から目線の人が 多い世の中ですが、この人はさっぱりしています。