きっかけは六角精児さんですよ。BSでやってる「呑み鉄本線 日本旅」っていう番組なんです。
別段わざわざ番組を探して観るわけじゃない。でもひょいと画像に出てれば観てしまう。
まぁ、六角さんの魅力でしょう。
その番組で六角さんが歌ってた。聞いたことのある歌謡曲。そう、島倉千代子さんが歌ってた。
なんかリズムとかええんです。
調べてみると分かった題名が「愛のさざなみ」だで。
リズムから作曲は浜口庫之助さんだと予想はついた。作詞はわからんかった。それは なかにしれい さんだったで。
なんで六角さんが歌うんだ?下手なのになぁ。だが、聞けばけっこう魅力ある。もしワシがこんどカラオケ歌うなら、これ、歌おうと思ったんです。それくらい良かった。その時は。
で、you tube を調べたら、けっこういろんな人が歌ってる。
坂本冬美さんが歌ってる。ジャズ風というのか、島田歌穂さんも歌ってる。六角さんよりうまく歌ってるんです。
「この世に神様が ほんとにいるなら
あなたに抱かれて 私は死にたい
あぁ 湖に小舟がただ一つ
やさしく やさしく口づけしてね
くりかえす くりかえす さざなみのように」
とまぁ、これが一番の歌詞。
わかります?わからんでしょ?
なかにしれい さんは極めて感受性のある、そうなぁ、天才かもしれない。
この時以来ずっと頭にこの曲が響いているんです。
その後、もう一つ思い出したんです。
大昔、半世紀ほど昔、ワシが修行で大阪に出てた頃、その和菓子屋さんがある商店街、長く続くアーケードだったんですが、この曲がずっと流れてた。
これってけっこう「すりこみ」になっているのかもしれない。
歌詞、二番から記しとく。
「あなたが私を嫌いになったら 静かに静かに いなくなってほしい
あぁ 湖に小舟がただ一つ 別れを想うと涙があふれる
くりかえす くりかえす さざなみのように」
「どんなに遠くに はなれていたって あなたのふるさとは私一人なの
あぁ湖に小舟がただ一つ いつでも いつでも 思い出してね
くりかえす くりかえす さざなみのように
さざなみのように」
you tube 開いてみて下さい。