博多では4分後の「特急きらめき4号」へ乗ります。
その前に博多駅に近いところで画像のつり橋が目に入った。なんの橋なのか、今でもわからない。
さて、これが小倉まで乗る「特急きらめき4号」です。やはりヨーロッパによく似たのが走ってる。というより、日本によく似たのが走ってる。といったほうが正しいようです。「ソニック」ともいうみたいです。
この列車、とてもいいです。まず客車の中央あたりに荷物置き場が設けられているんです。さらに座席の上の荷物置き場は旅客機と同じ方式です。
それだけではない。乗っていてとても静かなんです。揺れない。在来線であるのに新幹線みたいな乗り心地でした。一度乗ってみてください。
以前は「特急つばめ」として運行していたらしいです。
小倉に着いたのが11:28。
「きらめき」を降りて、次は門司港まで快速で行きます。
11:38発だから10分ほどの待ち合わせです。
ここまで来れば門司港はもうすぐです。
門司港行快速電車は11:52着だから十数分で着くんです。内部はいかにも在来線の一般電車です。
昔は港として栄えた駅なんだろう。貿易で栄えたところなんだろうと思ってた。だから大きな駅を予想してたんです。そうじゃなかった。現在は小さなものでした。
ここも終点の駅です。各線路はここでストップです。
我々の走ってきた線路も終点です。今回の旅行はJRの終点が多いです。いや、始発でもありますが。
枕崎、長崎、佐世保、そしてここ門司港です。そういえば大阪から船で着いた志布志港のJRの志布志駅も日南線の終点でした。乗ってないけど。
さて、門司港の駅です。
観光地ですよ。人力車なんぞが置いてある。しかも明治ごろの衣装を着けて写真も撮れるようにしてあるんです。
まさしく「門司港レトロ」なんでしょう。
駅を出るとすぐに海があるんです。
船で荷物を運び、さらに列車で全国へ運んだんでしょう。今でも海が生活の中心のようで消防車にも「水難救助隊」なんて文字がみえる。
もちろん巡視船も停泊してますよ。
鳥取で地図を調べた時に、この駅とホテルはすぐ近くだったんです。まだ昼の12時です。チェックインはまだ出来ないものの、まず、荷物を預かってもらおうと考えたんです。
思ったより大きな、そしてレトロなホテルです。
荷物はすぐに預かってもらいました。
で、見学です。暑いですよ。
我々が来る以前に大雨で天気が悪かったのか、観光客はそんなに多くはないようです。
我々の行き先、大雨で路線も止まってたりしたのが、我々の立てた計画を変更することなく、最終目的地のここまでやってきました。不思議です。
かってはもっとたくさんの古い建物があったんじゃないかと思うんです。小樽も同じ港を中心として栄えた街ですが、倉庫とかの建物がけっこう残っています。もっとも40年前に見た時よりもかなり減っていましたが。ここ門司港はそんな古い建物が少ないです。
海があって、岸壁があって、そこにホテルがあって、土産店があって、といった感じです。
つづく。