楽しいときとか、休みの日とかの時間はえらく早くすぎてしまいます。
一日が、一週間が、一年が経ってみれば、え?もう終わり?といった感じです。
でも、思い出にはながく残りますが‥。
一日とは地球が一回転、一年は一公転ですよね。
で、調べました。ざっとした数字です。どんなに、とりあえず、物理的に早いのか。(人間時間とは違います。)
一日は地球の自転一回分です。赤道あたりが一番早いスピード、長い距離で動いています。じゃあ、日本あたりの緯度ではどうかというと、時速1,300kmで動いています。昼寝してても空気を伝わる音速1,200kmよりも早く移動しているのです。驚きです。一日で距離にすると掛ける24時間ですから31,200km程。
わかりますか?このスピードと距離?
さらに公転があります。これはさらにすごい。
公転は楕円軌道ですから地球の位置により速さは違います。で、平均軌道速度というのがありますが、1秒、いいですか?たった1秒で29.78kmだそうです。これを時速に直すと107,208km。一日、一年になると‥‥‥計算するだけ無駄です。感覚がつかめない。
距離は一日で257万kmくらい。そんなにも地球は時を駆けていきます。
そんな、宇宙船地球号に我々は乗っているのです。
もう一つ、面白いこと。
日本より緯度の少し高いところ。ドイツ、オランダ?
そんなところからジェット旅客機に乗りロンドンへ向かうとします。だいたいジェット旅客機のスピードは900km前後です。これをかなり高空から見ていると旅客機が飛び立ち浮かんでいるだけで地球が回りロンドンあたりで旅客機は降りるだけ。そんな光景になります。
なんかこれって面白い。機長以下自分たちが飛んでロンドンへ飛んでいるつもりなのに、別な見方では浮いているだけで地球が回っているのです。
生活の中で、たとえば、現社長は自分で業績を作ったと思っても、前、元、歴代の社長が偉かったのだなんてこともあります。
川柳になりそうです。