今、かって当たり前にあった、たとえば自転車屋さん、豆腐屋さん、魚屋さんとか見かけなくなりました。そんないわゆる町の電気屋さんの話です。
金曜日、8日に大女将の部屋の照明のスイッチが、これ、紐がぶら下がっていてそれを引っ張ると点いたり消えたりするやつで、この紐が根本から切れたんです。
で、どうするか?どうすればいいのかということになった。
知り合いの電気工事屋へ頼めば、これは高くつくで。そしたらどうする。お、そうだ、Uさんが奥さんの電気店へ頼めばいいじゃないか。これがいわゆる少なくなった町の電気屋さんです。
で、女将が電話すると、なんと、スイッチの修理とかはやってないとのこと。器具事交換するのを薦めているとのこと。
え?マチノデンキヤさんじゃないのか?これでは大手大店舗の電気屋と変わりがないじゃないか。そう感じたんです。
で、ネットで器具の価格を調べると1万数千円から2万数千円と、けっこう高いじゃないか。
いや、まて、スイッチだけでも売っているんじゃないか?
ま、若い4代目の意見も聞こうと、照明器具を見せた。
まぁ、同意見でありました。
で、普段行くDYショップに行って、店員へ聞いてみた。と、10数年前の器具ながら、ありましたで。六百数十円。えらい安い。これをカチョンとはめて、紐を引っ張ると、はは、ちゃんと点きますがな。
で、考えた。
町の電気屋の仕事とはなんなのかと。老人だけの家族が多いこのごろだと考えると、こんなスイッチ一つの故障で新しい照明器具を買うのはもったいない。出張費を取ってもいいから仕事のしようもあろうというものです。
などと考えるのですが、どうなのでしょう?