去年の今日は鹿児島を出て長崎に向かっているころだろう。やはり雨が、この時は北九州を襲い被害が出てた。熊本まで行く肥薩線も止まってた。
だが今回はその規模が違い、さらには被害の大きさも違う。鳥取も被害がでたものの、大きなものではなかった。いやぁ、よかった。いや、被害にあわれた方々には御見舞い申し上げます。
5日の夜から降り出したのかな。
ずっと雨は降ってましたよ。画像は6日のものですが、余裕がありますって。大きなスイカを神戸へ送ろうかというときのものです。(このスイカは9日に着いた)
他所の地域では大雨警報が出てたかもしれない。
鳥取はこの6日の夜からですよ。
「数十年に一度しかない災害が差し迫っています。」とテレビが言っている。さらには鳥取市の叶、吉成、的場といったところに避難指示が出たんです。
あ、そのまえに店を終えてすぐ近くの袋川の水量を見に行ったんですよ。まだ余裕があったんです。
後は次々ですって。
避難勧告が八坂、国安、蔵田、円通寺、長谷、下味野、と千代川で、鳥取のすぐ上流のあたりです。
なんか不気味です。
倉吉市なんかもっと先に全域に対し避難勧告が出てるんで、こんなの初めてではないかと思うんです。
倉吉と云えば2万世帯、4万7千人に対してだから、これもおどろき。
ま、でも袋川は余裕があるし、しかし、不気味は不気味で、夜のうちに避難することになるかもしれないと、木型や栗缶を二階に運びましたよ。でも砂糖はやめた。腰がギクッ、まではいかんが、ウッとなったのです。
さらには三つの懐中電灯の電池を新しいものに変えました。
広島、岡山等の被害を聞いていると、鳥取もそうなるのか?とは不安に思いながらも夜は寝たんです。
と、あくる朝だったかな?鳥取市全域に避難指示が出たんです。ざっと8万世帯にです。19万人ですよ。初めてですって。
まずまた袋川を見に行きました。
女将もついてきました。
もっと水位が上がっているかと思ってたんですが、もう少し余裕があるわいと、少し安心をしたんです。
だがテレビでは鳥取にも「特別」がついて、特別警報といっている。
店の裏に置いている一斗缶にたまっている雨が6分目くらいかな。昨日捨てたのに、尋常ではない、そうは感じてた。
いざとなれば近くの西中に逃げるかな。などと考えてたんです。
7日は朝から道路には誰も通らず雨ばかりで、さらには避難指示。
休みにしましたよ。配達一軒しましたが、千代川を渡るとき橋脚の一番上のあたりに来ていたみたいです。
ま、結果はどんどん雨雲は東の方へ移り、島根県の「特別」も取れて、さらには鳥取の「特別」もとれて、警報のみとなりました。
まぁ、もう大丈夫だろうとそう思ったんです。
後で分かったことですが、西中は避難先には指定されてなかった。小学校が指定されてたようです。だが、この付近醇風小学校だけでは足りないと思うで。年寄りがいっぱいいるのに、すぐ近くの学校とかは解放すべきですよ。
「命を守る行動をとって下さい。」と言っているが、西中のガラスを割って避難したら器物損壊で訴えられるのかな?
もし千代川が決壊するとしたら、鳥取市中が水に浸かるわけで、避難先として、各学校はもちろんのこと、スーパーの高層駐車場とか、さらには各マンションも避難先に出来ないものかと思う。
どうなのか。
そうでないと、犠牲者が多くでるのではないかと、そんな気がする。
行政の皆さんがんばってほしい。