夕方市会議員選挙の投票に行ってきました。会場は西中の講堂です。静かでした。
パソコンで「三国志」を見ていたんです。これはよくある三国志ではなく曹丕の参謀と云うかちょうど劉備玄徳の補佐をした諸葛孔明のような働きをした司馬仲達の物語です。
「三国志」といえば大昔NHKで人形劇をしていたのを覚えています。あんまり見なかったけどもねぇ。
曹操、玄徳、孫権の物語でした。
曹丕は曹操の子供で魏の国を継ぐんです。
なにか曹操というのはスーパーマンのように強い武将と思ってたんですが、これが、そうではなかった。
外部にはもちろん、それ以上に内部にも、ものすごく気を使っているんです。
それ故に、大変な頭痛持ちだったようです。
仲達もしかり。頭痛はないものの、内部に敵がいるんで、これも大変。
そのあたりが面白くて、陳舜臣の「秘本三国志」を読みだしたんです。
すると玄徳は人形劇のような正義の味方ではなかった。
さらには、玄徳はえらく手が長いそうな。膝あたりにも届いたとのこと。
いろいろと面白い。
で、今日もパソコンで司馬仲達の物語を見ていたら、魏の王になっている曹丕が酒を飲みながら云うんです。
「朝露のごとく はかなく過ぎし日々。 先帝の焦りが朕にもようやくわかった。」
ものすごく寂しい。
王になったばかりに、人を信じることができない。ものすごく孤独なんです。
秀吉も自らを露にたとえていますが、昔の中国で、まだ仏教はそんなには広まってはいないと思うんですが、なんとも、どうなんかな?