「山陰海岸ジオライナー」へ乗るのは二度目なんです。あの時は豊岡市からだったか600円だか、バックがあるというのもきっかけでした。
切符買うときに「途中下車が出来るか?」と聞くと100キロ以上の切符を買わなければできないとのことで、和田山まで買って、そこまで乗ってみた。どんな町なのか少し期待して行ったのだが、時間もあまりなくて、印象としてはなにもなかった。というより、なにも見ることができなかった。
その時に当然豊岡にも降りたが、駅前しか見なかった。要は町を知らないのである。
だから今回の列車乗車となったわけである。
さらにその時には途中の各駅は無人駅が多く、実質乗り降り自由てな感じでしたよ。
で、今回の二度目の乗車であるジオライナー。ほんとに人が乗ってない。岩美を過ぎて、浜坂、そして今や有名観光地の餘部だで。昔の大鉄橋の一部が残してある。これが観光資源となっているんです。鉄橋の下には道の駅も出来ていて、まぁ、乗客以外の人の多いこと。
トンネルで幽霊の真似をやってた女将もここで一時下車です。
18分だったか、停車するんです。で、昔の鉄橋へ降りることが出来るんです。昔の鉄橋が途中で切れてそのまま保存してあるんです。
高さが50m弱だったかな?
人が悪いというか、下が透明な板で見えるようになっている、しかもその透明板の上を歩くこともできるんですよ。いやぁ、怖いもの見たさ?画像の左足は私の足ですよ。シャッター押すのに軽く足を置いた。イッひっひっ!
まだ、あるぞ。どうだ?これは!これ、基本的に作業するための通り道ではないかと思うんだが、網だで!網。素通しの網だが。
そのすぐ横に座るベンチ状の腰掛があり、腰をそこへ乗せると、この網へ両足を乗せて、立つ時などにはこの素通しの網の上で踏ん張ることになる。あぁ、あぁ、だで。ほんと。わざにそこに立って景色を眺めてるふうな人もいる。強がりだと思う。
えらい高い所から写真を撮っている人もいて、有名とは、いろんな人が来ることかと、ちょっと、うるさい感じがするわい。
ま、たっぷりと時間はあるし運転士も車掌もリラックスです。
これエレベーター。これに乗れば18分の内に下の道の駅に降りて、缶ビール買って戻ってこれる。これって途中下車じゃないの?終点豊岡までは100キロは無いのですよ。ま、世の中ゼニですぜ!ホテイ堂はそうじゃないぞ!といいたいが、小さい声でないと言えれない。悲しい。
鉄橋からの景色に後ろ髪を引かれるように、出発です。天気はいいし、海青く空また青しです。
この画像は香住かな?竹野かな?ようわからんが、竹野の海岸へ行ってみてください。海の水がごっつい奇麗ですよ。
何を調べているのか?覚えてない。
で、城崎ですよ。
いや、駅名は城崎温泉となっている。ここでまた長い時間停車するんです。時間は忘れた。トイレにも行って、キヨスクで買い物もできるくらいの十分な停車時間です。
ここはけっこう大きな駅です。城崎温泉行という列車が結構あるんです。要は有名温泉地ですねぇ。
だが、ホームに売店があるほどの大きな駅ではないのです。で、運転手に聞いてみた。
「途中下車できる切符じゃないけど、駅の売店で買い物できんだろうか?」
「あ、改札出たらすぐ左に売店があります。出れるかどうかは駅員に確かめてください。」
まず揺れないトイレ。「瑞風」用にかな、新しいトイレですよ。
で、団体の乗客が改札を出るのを待って、買い物が出来るように頼んだんです。すると。無言で、手を振って「出てもいいぞ。」とのしぐさ。
我々二人で感謝しながら改札を通り、売店へ。
てんぷらと鯛ちくわを買いました。ちょっと腹が減ってた。ま、でもこれは鳥取のちくわの方がおいしかった。
で、レジ袋をぶら下げて改札を通るときに二人して「ありがとうございました!」といいながらホームへ出ると、やはり無言で腕を軽く振って「はい、はい。」といっていた。
先回ここでは途中下車をして旅館街を歩ったんです。あの時は雨が少なくて旅館街の川も極めて水が少なかった。柳も可哀そうであった。
トイレに行くときには気がつかなかったが、そのあとで気がついた景色。ジオライナーのホームへ行こうとしたら、目に入った。足湯だ。足湯にこんなにたくさんの人は見たことないし、テレビでも見たことない。さすが、超有名温泉地だわい。
ホームからホームに行く陸橋というのか、そこに貼ってあったポスターです。なんか貼った人の気持ちが伝わるような気がする。
このブログたかが八十数キロが、まだ豊岡に着かない。
つづく。