相変わらずの忙しさで憎らしくも腰痛は喜んでおります。
で、遅読という言葉があるのかないのか、どえらいゆっくりなスピードにて、それでも「秘本三国志」を読み終わりました。
西暦170年ごろから六、七十年ほどの時期なんですが、魏、呉、蜀の三国での事柄です。
昔NHKで人形劇をやっていたんで少しはその筋を知っていたが、それは面白おかしく書いたもので、ホントのものではないんです。
だから、ほんとはどうなん?とばかりに探したら、この陳舜臣さんの「秘本三国志」があったんです。
曹操、曹丕、曹叡、孫権、劉備、劉禅とその他にもたくさんの名前がでてくるんです。覚えれない。
日本でいえば邪馬台国の時代ですよ。
で、諸葛孔明が亡くなるころまで書いてあるんですが、興味深いのは五斗米道という道教、そして浮屠(ふと)と呼ばれる仏教が社会に広くうけいれられるんです。
各国の兵士にはその信者が多い。
さらには孫権が夷州へ、これは日本ではないかと思われているんですが、なんと呉の兵隊を養成するために数千人の男を捕虜にして捉えてきたようです。
知らないことがけっこうあるんです。
読んでみてください。