和菓子と餅のことなら鳥取市のホテイ堂へ。謹製御菓子・季節の菓子・御引菓子を紹介します。

令和

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「令和」

新元号ですよ。弊店なんかまったく関係ないと思ってた。

この元号が発表されたのが昨日の昼前でした。

で、昼の休憩を終えて工場へ出てすぐでした。だから午後二時くらい?

「〇△新聞さんが取材だって!」

餡を炊きながら、それを気にしながら店に出ると、

「ホームページで知ったんですが、お宅の商品に因幡万葉の梅というのがありますが、どうですか、令和の新元号に対して反応がありますか?他社の取材がたくさんあるんじゃないかと急いできました。」

とのこと。

私は答えたんです。

「まったくありません!」

まぁ、いろいろ話しましたよ。

万葉集の梅の歌32首の序文に書いてあるとの「令和」です。

鳥取は大伴家持のゆかりの地なんです。

これをきっかけに昔「因幡万葉の梅」を作ったんです。苦労して作ったんですよ。

それが、この年、この日、マスコミの目に留まった。

ある地方新聞社です。

実に立派な新聞社だと思います。これがきっかけに「因幡万葉の梅」がブレイクするかもしれない。

さらに今日もこの記者が電話してきていた。

「あ、あのぅ。店主さんの名前はどう読むんでしょう?はぁ、そうですか。で、反応はどうですか?」

ほんとは名前と反応、どちらを聞きたかったのか?

「ぜんぜんありませんよ。」

と、答えておきました。

実際は一人のお客さんの反応があったんです。

「令和だから万葉の梅を下さい。」

とのことでした。

明日の新聞に載ります。

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