今日土曜午後3時5分NHKラジオ第一放送です。
毎週のようにこまでは同じようにキーボードをたたきます。
いや、まだあった。
また没です。
東日本大震災の影響でまったく投句しなかった女将ですが、今回から参戦。
夫婦力をあわせて鳥取の名を高めようぞと、合わせて二枚の葉書を寿町の郵便局ポストへ投函したのです。
二枚で100円。
そしてみごとに没ったのです。
まず女将の句。
あ、そうそう、お題です。
「全部」と「染める」です。
全部好き 50年後は ちょっと好き
染めむらを メッシュが流行(はやり)と いばる妻 菓子屋の女房
(画像は近所のみたから保育園の子供たちです。ひょいと外見ると赤い帽子をかぶって、たくさんいました。)
で、私、鳥取人の句です。
今回は地震以降、少しづつ、自らを鼓舞し、気持ち高めてきたんですがねェ。
没でしたですで候ですねぇ。
自然さも 全部人工 植えた髪
何につけ 全員賛成 こわいです
白髪染め いっそブロンド ルージュ濃く
藍色に 指も染まりて 箸を持つ
菓子作り 濃すぎて若葉が 深緑に
「自然さ‥」は日本の山々。人は自然といいますが、ちゃいまっせ。たいていまじめな日本人の植林の森。杉、そしてヒノキの針葉樹です。そんな感覚も詠み込んだのですがねぇ。
「藍色に‥‥」なんて、こう、若い職人が染めの仕事に慣れてきて、染まった指で御飯を食べる。そんな情景を想ったのです。でも、没。
「白髪染め‥」の情景は、、、たとえばダンナが亡くなったのですよ。しんどい介護もしたでしょう。だから、、皺があろうが、たれようが、けじめをつけて新しいこれからの世界へと、「いっそブロンド ルージュ濃く」なんですよ。で、没なんですよ。
これぞ、ぼやきですよねェ。あはは。
はい、今日はおしまい。