昨日は、ほんと。あくのある人に会いました。
そりゃあそうだわなぁ。
みんな経営者だもんなぁ。
いやはや、その奥さんは大変だワイ。
さて、きょうはこの前、日曜日に行った温泉です。
岡山県は粟倉村です。
ここに温泉がある。
有名でないのがありがたい。
それは山の中ですよ。
流れる川の水も透き通って、超きれい。
そんな処にある、民宿のような宿です。
橋を渡り少々坂になった駐車場に停めて、側の車庫。長靴履きでチェーンソーをつついている、どうもこの宿の人に、車のオートウインドゥを指一つで、これくらいに開けたら、言葉を、風呂のことを聞いてもいいだろう、くらいに開けて
「ここのお風呂、はいれますか?」と聞くと
「はいれますよ。」と客なれしない表情での答え。
これはいいぞ、と、期待しますです。
玄関はいろうとしたら、なんと自動ドア。オートドア。
これって弊店もつけていたことあるんですが、故障しやすいんです。
こんな山の中でも自動ドアですよ。
なんとかお客を呼ぼうと考えているんでしょう。
「あのー、こんちわ!‥‥。ごめん下さい!」
三度ほど声を掛けて、女将さんが出てきました。ちょっと安心して
「ここのお風呂はいれますか?」
「はい、はいれますよ。」
「いくらですか?」
内心「安いで」、と思いながら1,000円払い玄関を上がりました。
風呂の場所を聞き、誰もいない静かな廊下を通り風呂へ到着。
あたりまえですが、男女の風呂は別々で、どちらも人一人もいない。
「元湯」というんですよ。ここ。
商売下手なんですよ。弊店と同じ。
帰りの途中「黄金泉」というのがあるんですが、ここは土産も売っていて、いや、買いましたが、ここの風呂は800円。
けっこうな人の数ですよ。
で、「元湯」の風呂です。
きれい。
掃除もいきとどき、浴槽はでっかくはありませんが、十分な大きさで、とにかくきれい。
気持ちいいです。
少々硫黄の匂い。
貸切状態で大満足ですですですよ。ほんとですですよ。
まあ、ワシは人がいいからこうして人に教えるけど、ほんとはブログに載せたくない。
女将はその帰りの道中
「今日は得したなぁ。あんたぁ、また来ようでなぁ。」
と化粧っけのない顔をしながら助手席で言ってました。
そうそう、帰りに元湯の前の橋を渡ろうとしてたとき、下のほうからBMWのバイクでサングラス皮ジャンのどうもおっさん。
愛車タントのミラーを見るに、そのBMWは橋を渡ってる。
「お風呂にはいりに来たんだでなぁ」と女将。
そりゃあここまで来たかいがあるで、と思ったんです。その人に‥‥
我々は道を下ってその黄金泉にある「そば、うどん」の店へはいっていたら、なんとこの皮じゃんが皮ジャン脱いだ姿で、どうも付いてきた。サングラスもないその顔がキョロキョロしてる。
人の良さそうな、善良なおじさんです。
会社の仕事は出来そう。かっては、どこか、ひょっとして一流企業の管理職風。
なんか、落ち着かないようすです。
で、ワシらと同じもんを注文するんですよ。無難な選択。どうもわれわれの注文品を見たのでしょう。
「そばと缶ビール!」
そばはわかるけど、通常菅ビールなんて注文するか?
ましてや、バイクだのに、、、、、、、、我々はノンアルコールのビールを買ってきてるんですよ。
これってきっと、このバイク旅は仕事を退職して、最後の頃の贅沢なんじゃないかと思いましたです。
大阪ナンバーのBMWのバイクにはナビが付いていました。ナイロン袋でおおってありました。
でなぁ、高いでこのバイク。
一人旅 してみたがもう 帰りたい 鳥取人
もう一つ
やっぱりなぁ おまえ無しでは 旅も無し
かな。
BMWが妙に目立つ人のいい皮ジャンライダーでした。
ですかねぇ。