いいのか悪いのか、ウクライナの人はむごい生活を強いられているものの、鳥取にはいつものように春が来ている。
いや、初夏が来ている。
ここ数日27度の予報が続く。
そのぶん桜が長持ちして、やっと散ったような感じだ。
ところで、桜といえば、いたるところに咲いていた。
散歩の道筋にも、当たり前のように桜の並木があったりするんです。
例えば狐川の一部、同じ寿町にもあるんです。
ここはだ~れも花見などしてないし、ほとんど歩ってる人もいない。
どういうことなんだ?
そうか、ある程度有名なところでないといけんだわ。
さてさて、世の中は桜、桜でしたが、ほんとはほかの花もけっこう咲いていますよ。
この近日目立つのが「菜の花」ですよ。
千代川の土手にはごついことの本数の菜の花がさいています。
花見するんなら今ですよ。
菜の花といえば、たしか司馬遼太郎さんの好きな花でした。
あの大作家がこんな普通の、どこにもある野辺の花を好むというの、これっていいですねぇ。
あ、ついでに、ワシも好きです、はい。
女将はたいていの花を好きですねぇ。
千代川へ行くと、河原へたくさんの菜の花が咲いているんですが、これを目にしながら、晴れた日に雲雀の鳴き声が空から降ってくる。
こんな幸せな春模様って贅沢な話です。
さらに鉄橋を渡る列車を見、その音がまたいい。
ま、とにかく風情がありますって。
歩くのをやめてじっと通り過ぎる古いデザインの列車を眺めています。
なかなかいいもんですよ。
で、なんとか、もう少し体重を減らして旅に出たいものです。
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菜の花が一層きれいに見えます。