この日初めて館外に看板を設置するんです。
これは準備して持って行ってたが、立ち木に設置するのにもう一つうまくいかない。
このあたり、女将の弟が、絵描きなんで、このK画伯、こういうことに慣れている。
家もこぶし館と同じ湯所町なんで、小さな金具とか持ってきてホイホイとやってくれた。
さらにこぶし館へ続く細い道に折れるところ、道路際の家が知り合いというので、ここにも臨時に小さめの案内板を設置。
準備完了です。
さて、身内以外の最初のお客様は弊店と同じ町内の奥様でした。
後にこのご主人も来られましたが、そうだ、町内会長に案内状を送ったのに、最後まで姿はなかった。
この日は20人を超えていました。
だいたい新聞社に、さらには放送関係には二度案内をだしているが、結果、一社だけが電話で取材し、前もって載せてくれたが、あとは、切手と葉書代を損しただけ。
思うに、個人としてどんなものか確かめにくるべきじゃないかなと思う。
名前のある人の展覧会にのみ行くようでは普通人と変わりない。
足を使って無駄を訪ねるべきですよ。
もっとも、地元新聞には四代目の嫁が知り合いに伝えてくれて、取材に来た。
そして、最終日に載った。
そうなんです、最終日なんです。
話を元に戻す。
そして、午前中、あの大きな花の送り主が、夫婦で境港からやってきた。
この展覧会をきっかけに一泊して昔お世話になった人に会ってきたとのこと。
元銀行マンで、今は米子の会社で偉い人になってる。
その後外が少し騒がしいと思ったら、岡山からの元気な女系家族で、母、娘さん二人、孫娘二人。
このうち母、娘一人が隣県よりの来館です。
そのお祝いというか、お土産というか、これは高そうな純米酒でして、ちびちび飲んでいまだにあるんです。
で、高校の同級生夫婦やら、建築士とか、普段の知り合いが続いてやってきました。
いやぁ、普段は和菓子を作るばかりですので、喋らなくてもいいのですが、人の相手をするのはくたびれるもんです。
ま、初日はなんとか、無事に終わりました。
つづく。