四月七日の日曜日、天気はいいし、人の話では桜土手の桜が結構咲いているとのこと、これを聞いた女将は朝から散歩のつもり。
だが、光の当たり具合からいうと、昼頃の方がいいと提案。
昼の買い物の前にまず散歩と小さなカメラを手に外へ出た。
普段朝の散歩もしていないので、長い距離は歩かない。
すぐ近くの鋳物師橋から出会橋をぐるりと歩いてみるか。
と、ついでに新しい靴も試しに履いての花見散歩である。
ソメイヨシノは一斉に咲くので、やたらアピール度は高く、ついつい外へ人を連れ歩く。
魔力を秘めているのかもしれない。
だもんで、その魔力を借りようと「袋川桜土手どら」を作ったのはどれくらい前だったか?
これが、けっこう売れている。
焼くたびに腰が痛む。
下流の方へ歩くのだが、すぐに有門橋となる。
考えてみればなんで「有門」なのか?
有ったのか?門が。
と、まぁ、春だで。
そうそう、この前Aさんの妹さんが店へやって来た。
横浜の大倉山へ住むという。
さらにはもう亡くなったがパイロットをしていたIさんとは同じマンションに住んでいたそうな。
この妹さんだが、数年前からこのブログを見てたそうで、この頃途絶えたので、書いてほしいとのこと。
当方としては、こりゃ、嬉しいことです。
で、これきっかけに記すと、いろいろあって弊店は我々夫婦とパートさん二人になってしまった。
だから、そりゃぁ忙しい。
二人で作ってたものが、一人になったものだから、えらいこっちゃ!
より腰の痛さは募る。
こういうことは前から予想されたので、先日地元のスーパーへ納入してる商社というか、昔で言うと問屋さんだが、そこに生産量が半分から三分の一になるからそれ以上はできない。
と、伝えたが、売り切れになってもいいし、種類は減らしてもいいから卸をしてほしいとのこと。
まぁ、話が付いたので少しはほっとした。
もちろん問題が解決したわけではない。
我々夫婦に鞭打ったところでどれだけの仕事が出来ようか。
あるのはやれるだけやるんだ、との覚悟だけ。
ふ~ん、あと五年だで。
女将は十年だという。
そりゃぁ、女性は長生きだわい。
今日は社会保険労務士が来ていた。
我々は全く分からんので、この人が親切に世話をしてくれる。
四代目の知り合いだ。
昨日はブランデーケーキを焼いた。
もともと、最初はワシが焼きだしたもんだが、いまや数十年焼いてないという、何とも言えない。
四代目が焼いていた。
おいしいカステラもそうだ。
まぁ、そんな、なんだかんだで、日は過ぎる。
おう、そういえば数日後、妹から弥生会計を習わないけん。
六十の手習いどころか、七十過ぎの手習いだ。