昨日は大女将の四十九日法事を済ませました。
これまでの法事のたびに必ず忘れ物があるので、今回は妹も含め四人で線香、塔婆料、ご仏前等、ライター迄そろえて、絶対大丈夫!と車でお寺へ向かったのです。
いざ始まると、はは、忘れ物、ありました。
位牌、それもこの日にはちゃんと戒名を掘ってあるはずの、あの漆塗りの黒い位牌なんですが、持ってきてなかった。
掘ってもいなかった。
やはり、車でとりに帰ったが、これは記憶では葬儀社が手配してくれてるはずだった。
ま、近く掘ってもらおう。
石屋さんが、そうそう、この石屋さんはなんと400年以上前から続く大変な石屋さん。
弊店の百一年目なんて大したことありません。
この由緒ある石屋さんが、我が家の墓にテントを張ってくれて雨がかからぬよう、そんなふうに遺骨を墓へ入れてくれました。
中には、祖父母、幼くなくなった伯父さん、そして父親、そして今回の母親を加えて、なんというのか、ここも家族の体を成してきました。
順番でいくと、次は私ですが、墓へはいるかどうか?疑問です。
ところで、今日のおくやみ欄へ知り合いの名前がありました。
私より二年上の先輩です。
戦闘機のパイロットでした。
まだ若いのにわからぬものです。
さらに加えて女将の母親の体調も良くない。
亡くなった大女将より一歳上だったのですが、大女将と同じような様子で、同じ施設に入ってます。
まぁ、今年は次々と起きる何とも言えぬ事柄には言葉もありません。
が、負けてなならない。
勝てないが、負けない。
今、この時間、女将は神戸の妹からエクセルを習ってる。